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spam(迷惑メール)被害状況の調査と分析
spamフィルタリングツール概観
対spamツール集

spamに負けないためのフィルタ導入
〜spamフィルタリングツール概観〜

2004/03/01 初版
2004/04/25 1.2版
最新更新青色

 詳しくは第一章で述べるが、当サイトでは優秀なspam(迷惑メール)フィルタツールを必ずしも歓迎しない。しかしながらspam被害(特に英文spam)が余りにひどくなる中で、それらツールの助けなしには快適な電子メール生活が送れないレベルの被害者が発生し始めている(私もその一人だ)。そこで当サイトでも、フィルタリングに関する最低限の情報を提供しておくことにした。
 だが第一章で述べるようなスタンスであるから、当サイトが行うフィルタリングに関する情報すなわちこのページの記述の詳しさ、新鮮さは全く保証できないことに注意して頂きたい。

目次

1■フィルタリングに対する当サイトのスタンス

2■サーバレベルでのフィルタリング
2.1■サーバ管理者レベルでのフィルタリング
2.2■利用ネット業者のフィルタリングサービス利用
2.3■その他のネット業者のフィルタリングサービス利用

3■クライアント(個人ユーザにおけるメールソフト利用)
レベルでのフィルタリング
WindowsOS用)
 3.1■spamフィルタリングツールの一般概念
 3.2■評価一覧
 3.3■各ツール概観
 3.4■ツールの活用法
 3.5■アクティブな戦いも継続するために

4■その他のspamフィルタリング関連リンク

参考:
各spamフィルタリングツールに対する
評価・意見アンケート


1■フィルタリングに対する当サイトのスタンス

 当サイトはスパムメールの問題性を訴え、その根本的解決を訴えるサイトとして発足した。
 スパムについてアドバイスをするページは既に多いが、当サイトのように「受信者一人一人の行動によって、spamの撲滅を、抑止を」ということを訴えるページは現在でも決して多くはない。すなわち上述のようなアクティブな反spam活動(勿論、違法な行動は認めない)を呼びかけるところに当サイトの存在意義の一つがあると考えている。

 そのような立場の私・高崎にとってspamに関するフィルタツールの存在はあまり好ましいものではなく、そのことは当サイトのあちこちで、なんとはなしに主張してきた。

 spamフィルタリングを肯定しない理由をまとめると以下のようになるだろう。

 一方で、フィルタ技術の徹底的な発展と普及でspamを抑止・撲滅できるという意見の人々も存在し、さらにその意見を進めた場合には「spam抑止・撲滅はspamフィルタリング技術の向上と普及しかあり得ない」という意見も見受けられる。
 当然それらの人々はspamフィルタリングの導入に意欲的・肯定的・積極的である。

 当サイトの掲示板でも「フィルタリングはspam撲滅に寄与するか」という議題を投げたことがある。

 結論から言えば私・高崎はそれらの意見にかなり否定的であり、それが今までまともにフィルタリングに関するページを設けなかった理由である。

  だが2004年2月現在、英文spamを中心とする被害の拡大は、不快感を中心とする被害量を大きく上回り、電子メールの円滑な利用に大きく障害となりつつある。私・高崎自身の毎日の英文spam受信量が100通以上に達し、フィルタを利用できなければ発狂しそうな程である。

 ここまで来ると、spamの量が多くてメールアドレスを変えたり、インターネットを止めてしまう人々が出ることも出てくるだろう。そのような人が増えることはそもそも電子メールというコミュニケーションツールが好きだからこそspam撲滅を叫ぶ私・高崎にとって一番嘆かわしいことであると言える。また、当サイトが烏滸がましくも「調査」を謳っている以上、spamに関するフィルタリングツールについて無視をし続けることは訪問者の要望を十分に答えていないような気がしてきた為に、この概観ページを作ることにした。

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2■サーバレベルでのフィルタリング

2.1■サーバ管理者レベルでのフィルタリング

 未稿

2.2■利用ネット業者のフィルタリングサービス利用

 未稿

2.3■その他のネット業者のフィルタリングサービス利用

 未稿

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■クライアント(個人ユーザにおけるメールソフト利用)レベルでのフィルタリング

 この章についてであるが、ツールのうちの一つに私・高崎が絡んでいるので、公正な評価・批評は期待できないので、重々注意されたい。

3.1■spamフィルタリングツールの一般概念 

 メールクライアント(末端ユーザ)レベルでspamフィルタを行う概念は以下の図のようなものである。ウイルス検知の場合と似たようなものであるが、しかしウイルス検知の場合と違い

ことから、spam判定の際に印付けを付けるだけで、排除などの機能は付かないものが多い。またそうすることで、メールソフトに左右されない柔軟性を持つようにしているものが多い。そのため、ツールの利用に併せて、メールソフトの振り分け機能の活用が必須なものも多い。

 なお、上のような仕組みになっているツールが多い結果、設定をうまくすれば複数のツールの共存が可能である。私・高崎は以下で紹介する「POPFile」「SAproxy」「BkASPil」「ウイルスバスター2004」の4者同時利用を確認している。

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3.2■評価一覧

 私・高崎自身が使用した上での評価を一覧にした。評価内容についてはかなり独断が入っているので注意されたい。
 評価に不満な方、「自分もこのantispamツールについて一言言いたい」という方は当サイト雑雑アンケートの中で質問項目を設けたので、そちらで意見をお願いしたい。

→「各spamフィルタリングツールに対する評価・意見アンケート

参考:高崎の場合の2003年4月〜11月のフィルタリング率結果

  導入の
簡単さ
動作内容 spam学習・
登録の必要性
spam判定
精度の高さ
柔軟性(除外
設定など)
各メールソフト
との相性
日本語
対応
値段 他の付加機能 発展性
POPFile詳細 中程 ヘッダ・タイトルに
マーク付け
必要性あり
しかし少なくて可
優良 無料 spam以外の
振り分けツール
として使用可
低?
ウイルスバスター
2004
詳細
優良 タイトルに
[MEIWAKU]の
マーク付け
基本的に無 中程 優良 優良 従来の値段で
ウイルスバスター
に同封
ウイルス検知
ファイヤーウォール
不明
Norton
antispam
2004

詳細
不明(高崎未使用の為) 単独販売
定価6000円以上
不明(高崎未使用の為)
Becky!用プラグイン
BkASPil詳細

(多分)
振り分け動作
他の振り分け設定
との両立可
適宜 中程
(ベイジアン導入
により良)
中程 (Becky
のみ使用可)
優良 無料 spam処置依頼
支援機能あり
ベイジアン
導入予定
SAproxy詳細 ヘッダ・タイトルに
マーク付け
基本的に無 ある程度
可能だが
方法は難
無料
(届け出必要?)
サポート有料
特に無し 有?
有料化?

 

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3.3■各ツール概観

POPFile(ポップファイル)

【特徴・長所】

【短所など】

【高崎による評価】

 いろいろな意味で非常に使えるツールである。操作性に関してもメール初心者でなければそれなりに使いやすい。

関係サイト:
POPFile ドキュメンテーション
 http://popfile.sourceforge.net/manual/jp/manual.html

Googleの「POPFile」検索結果

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ウイルスバスター2004 迷惑メール検知機能

【特徴・長所】

【短所など】

【高崎による評価】

 ウイルス検知機能を目的にウイルスバスターを買う人にとっては、「タダで使える」わけなので試してみる価値はあるだろう。

関係サイト:
トレンドマイクロ
 http://www.trendmicro.com/jp/home/enterprise.htm

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Norton antispam2004(のーとんあんちすぱむ)

【特徴・長所】
【短所など】
【高崎による評価】

関係サイト:
シマンテック
 http://www.symantec.com/region/jp/index.html

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メールソフトBecky!用プラグインBkASPil(びーけーあすぴる)
(なお、このツールには高崎が参与しているので以下の文章の公正さには各自注意されたい)

【特徴・長所】

【短所など】

【高崎(開発チーム一員)による評価】

 Becky!を使っているのならば使ってみる価値はある。特に私としてはspamに対してアクティブな行動をする場合に、対spamツール集を使うのが非常に便利になる利点を強調したい。
 フィルタリング機能に関してはブラックリスト方式の限界で平均6割という、十分に高いとは言えない精度であったがベイジアンフィルタの導入でほぼ改善される見込みである(2004/02末現在β番提供中)。

関係サイト:
BkASPil for Becky!2 総合案内

 http://b2antispam.s33.xrea.com/

Googleの「BkASPil」検索結果

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SAproxy(えすえーぷろきしー)

【特徴・長所】

【短所など】

【高崎による評価】

 英語のspam被害が広がった2003年前半に颯爽と登場し、多くのspam被害者に注目され、フィルタリングの有用性を確認させたが、日本語化されないこと、POPFileの登場などにより、あまり日本人には使われなくなっていると思われる。

関係サイト:
SAproxy

 http://saproxy.bloomba.com/
spamassassin
 http://www.spamassassin.org/
人生ままならずFight spam on the Net!翻訳SAproxyマニュアル日本語化
 http://ssss.jp/~trombik/eng/spamassassin/SAproxy/
当サイト「SAproxyの勧め」(古いので注意)
 http://antispam.stakasaki.net/saproxy.html

Googleの「SAproxy」検索結果

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3.4■ツールの活用法

未稿


3.5■アクティブな戦いも継続するために

 第一章で述べたように私・高崎としてはアクティブな活動も継続して頂きたいと考えている。その際にフィルタリングを使っていると、当然受信したこと自体を見逃しやすいデメリットがある。ではどうすべきか?

 spamの被害状況はいろいろであるからどうしろとは言えないが、たとえば私・高崎などは2004/03の時点で以下の方針を取っている。すなわち、英文spamが一日150通以上である中、

を中心にspam処置依頼を送るという方針を取っている。これに該当するメールは多くて一日5通程度なので対処可能である。

 優秀なフィルタリングシステムを使っていると上の2種類も振り分けられてしまうが、上のような2者は別に注目するようにしておく。具体的な方法としては、POPFileを使った場合には普通のspamと分けてフィルタリングする手法があるだろう。

 たとえば以下のような文字列が入っている場合、日本のネット業者(他いろいろ)が悪用されている可能性がある。

  1. 以下のドメインを含む場合に検知
    .or.jp
    .ne.jp
    .ad.jp
    .co.jp
    .ac.jp
    .go.jp
    .itscom.jp 
    .bbtec.net
  2. 日本語によるメールを検知すなわちヘッダに「iso-2022-jp」があるものを検知。

 上に該当するメールは特別なカラーリングをするようにしておき、受信後、気が付きやすいようにしている。

 ただし1の場合であるが、自分の使っているネット業者が上の中に入っていると、全てのメールを検知してしまう。そのような場合でも、メーラーのフィルタリング機能が正規表現に対応している場合、以下のような指定をしておくことで、「自分の使っているネット業者ではない、日本のネット業者」を検知出来る可能性が高くなる。
 例えば以下のようになる。

●自分の利用プロバイダーがbiglobe.ne.jpの場合、それ以外の「ne.jp」をヘッダに含むものは検知
 その際の正規表現:[^b][^i][^g][^l][^o][^b][^e]\.ne\.jp

●自分の利用プロバイダーがyahoo.co.jpの場合、それ以外の「ne.jp」をヘッダに含むものは検知
 その際の正規表現:[^y][^a][^h][^o][^o]\.co\.jp

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■その他のspamフィルタ関連リンク

【OutlookExpressでの振り分け機能についての解説ページ】

 メールソフトレベルでのフィルタリングツールの概念説明で書いたように、現在主流のantispamツールはメールソフトの振り分け機能とうまく組み合わせて使ってこそ、十分な性能を発揮すると言って良い。
 以下ではWindows標準で一番メジャーなOutlookExpressでの「振り分け設定」すなわちOEで言うところの「メッセージルール」の設定について書いたサイトを集めておいた。

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迷惑メール撲滅私的調査会/アンケート・情報収集・調査/
spambokumetuchousa