メルアド企画(POP.JAPAN、世直し平成の水戸黄門) |
2002/04/03 初版 2002/04/25 第二版 2002/07/13 第三版 2002/07/14 第四版 2002/07/23 第五版 2002/07/24 第5.2版 (近日改訂部青色) |
資料6.私・高崎の
メルアド企画(POP.JAPAN)問題に対するスタンス
(2002/07/26)
同志サイト
当サイトでの関係頁
高津様達のサイトの「なくそうspam」の
『「世論調査と謳っているけれど……」』
御自身が受け取ったメルアド企画関連のスパムを公開し、問題性を指摘されてます。当サイト掲示板
何か情報提供等がありましたらこちらへ資料1.メルアド企画の問題点
資料2.当サイト管理人見解2002/05
(ビットドライブの対処を受けて)資料3.O氏との対話を経て
資料4.スパム行為継続の件について(2002/07/13)
以下のサイトに関してですが、プライバシー侵害等を考慮し、7/24以降リンクを外しております。一連のメルアド企画による名誉毀損・プライバシー侵害を追及する際、当サイトでは追及する側の同行為も配慮せざるを得ない点を御理解頂けると有り難く思います。
メルアド企画監視プロジェクト
(メルアド企画Watch)
メルアド企画問題点等などを詳細に分析しているサイト。掲示板等も活発。
メルアド企画糾弾サイト
メルアド企画、POP.J迷惑メールへの対処
メルアド企画事件記念館
4月の問題化の際に、アドレス詐称問題に関して企業と共に告発した方です。
(5/14 諸事情により撤退後、復活)
概説
メルアド企画(POP.JAPAN、世直し平成の水戸黄門)アンケートスパムとは?2001年7月「小泉内閣 支持不支持緊急アンケート」というタイトルのスパムが配信された。このスパムは差出人メールアドレスであたかも公的機関を装う一方、勧誘するURLでは個別IDが振られており、更にサイト先では個人情報を聞き出すようなフォームになっていた。
その後、2001年11月に同スパマーは懸賞に関するスパムを配信するとともに「メルアド企画」として独自ドメインを獲得、サイトを立ち上げた。
メルアド企画のサイト:http://www.melad.jp/
懸賞メールに関しては特に注目を浴びず、目立った動きが見られたのは2002年3月になってからである。すなわち時事ネタに絡めてタイトルが「!広告!★鈴木宗男議員に関する緊急世論調査★」なるHTML形式のスパムメールを3月中旬に幅広く配信した。
この時点で前述のサイトでは100社にわたる有名企業のバナーを勝手に使用、あたかもそれらの企業をスポンサーとしてバックアップを受けているかのように表示し続けていたことが明らかになる(資料1)。これに関しては刑事告発も行われたが、影響力の小ささなどから不起訴となったようだ(ちょっと言い方が正確じゃなさそうな...)。
続いて3月下旬にはやはり時事ネタを絡めて「!世論調査!★疑惑追求の旗手!辻元清美氏よお前もか?、それとも自民党の陰謀か?★」というタイトルのスパムを配信。
これらのメールは企業のお客様センター、メーリングリスト投稿アドレスにまで配信されたことが報告されており、それらに対して自分のサイトで言及したり、MLの過去ログとして記録されたものを現在、検索ページ等で多く見つけることが出来る。多くの受信者はこのメールをスパム以外の何ものでもないと考えていた。
ところが3月末、メルアド企画は上記サイトにて「自分の集めた5万弱にものぼるメールアドレスは「本人登録あるいは友人による紹介登録されたものである」と主張し、スパムメールではないと言い始めた。既に多くの人がスパムとみなしているのに、上のような理由を言い訳にスパムを送り続けられてはたまったものではない。
3月終わり、メルアド企画は当サイトの掲示板を見てspamに関する頁を繰り返し改訂、当サイト掲示板に投稿されたメルアド企画スパム批判に対する返答(言い訳)を自分の頁で行っていた。その一方で当サイトの掲示板に続々と寄せられる「登録していない」「友人が登録するわけはない」という声を無視、同行為をその後も辞さない構えを崩さなかった。
メルアド企画はこの頃、すなわち4月最初の頃から広告請負業のサイトを社会問題を追及する正義派サイトであるかのような雰囲気に変化させていく。「正義の世論調査」「世直し 平成の水戸黄門」などの文句をちりばめたサイト作りである。だが後述するような各種の推測から、それは単に表面上の見せかけだけで、本心は広告請負業を行う際の付加価値の高いメールアドレスを収集することだと考えられており(資料1)、後の高崎との電話での話し合いでも最終目的がビジネスモデルの確立であることを述べている(資料3)。
前述のようにメルアド企画へ批判は各種掲示板で噴出したが、スパムに関する苦情は当然メルアド企画が利用しているネット業者、ビットドライブに寄せられた。それまでスパマーに特にひどく悪用されたことのないビットドライブであったが、これをきっかけに明確なアンチスパムポリシーを掲げ、迷惑メール・スパムには断固として厳しい態度を取ることを表明した。
そのような厳しい情勢の中にも拘わらず、4月末、メルアド企画はPOP.JAPANと名称をあっさり替えることを宣言、加えてスパム行為を再発させた。しかもゴールデンウィーク中のネット業者の休日を利用して執拗なスパム発信を継続、再び多くの被害報告が当サイトに寄せられると共に、ビットドライブに苦情が山積したと思われる。
GWがあけた5/8もメルアド企画(POP.JAPAN)はスパム配信を継続、ビットドライブによるメルアド企画への警告や説得もあったと考えられるが、その夜になってようやくビットドライブによって回線は切断、サイトは接続不可の状況に至った(資料2)。
その後、メルアド企画(POP.JAPAN)はYahoo!BBでサイトを再開。この際にspam被害者達をサイバーテロを呼び、ビットドライブに対して罵倒する感情的なサイトすら作っている(メルアド企画の頁5/14)。
ビットドライブ切断後、当サイトではスパムを発信しなければ問題無しとして追跡しなかったが、他サイトや某掲示板ではメルアド企画への追及が継続され、次第に両者の対立が尖鋭化した。5月下旬、既に半ば傍観者となっていた当サイトの高崎が仲介者としてメルアド企画のO氏との話し合いを行い、今後はスパムと間違われるようなメール配信はしないという言質を取り付けた。その中でO氏は自分が拘るのは特許取得の為のビジネスモデル確立だと明言した(資料3)。
しかしながら一ヶ月半後の7月上旬、スパム行為再発の報告と確認がされた。この際には、サイト作成とは別の、しかし確実にメルアド企画(POP.JAPAN)所有であるインターリンクの接続を使用していた(なお6月下旬からすでにスパムとみなされるメール配信をしたことが明らかになっている)。そのメール配信システムは高崎と話し合ったことを何の参考にもしない、自らのスパム行為を弁明出来ない、極めて杜撰なシステムであった。
7/17、メルアド企画(POP.JAPAN)はメール配信に使っていたインターリンクから一時停止を受けたが、その直後から自分のサイトにおいてスパム反対運動家の誹謗中傷・プライバシー侵害の発言を開始する。すなわち被害者などから多くの指摘を受けていたにも拘わらず、スパム配信かそうでないかも示すことができない、自分のシステムの杜撰さを棚に上げ、「スパムだと騒いでいるのはspam反対論者の自作自演だ」と言う主張であった(経過の詳細は資料5)。
メルアド企画(POP.JAPAN)はのべ3日間、その犯罪行為を続けた後、問題頁を撤回した。だが自らの行為に対する反省は見られず、
- 「スパムに対しては返事をしてはいけない」という一般的な慣習(たとえば資料7のリンク先を参照)
- 自分が既に過去たびたびスパム行為による汚名と不信感を買っている状況
を無視し、返信手続さえ示していればスパムと区別がつかないメール配信が許されるかのような態度を崩していない。しかも結局、インターリンクとYahooでの接続を断念させられたのだが、その後も他のプロバイダーを利用してサイト接続、メール配信を行う意欲を衰えさせていない。
当頁はメルアド企画(POP.JAPAN)のメール配信行為とサイトに関する問題を指摘し、被害者の声を集めつつ、その対応法について指南する頁である。なおメルアド企画(POP.JAPAN)の問題には各種あるが、当頁ではその中でもスパム配信(希望しないものへの一方的なメール送りつけ)とスパム反対運動への誹謗中傷等を断固として認めないという点から作っている(資料6)。
メルアド企画の主は分かっているが私は必要以上の個人攻撃をするつもりはない。私の目的はスパムをなくすことであり、個人攻撃をしたからといってやむものではないからだ。
■企業のバナーを勝手に使っていた証拠の画面
■スパム請負業の実態(3月末に記録)
■おまけ
■google結果
当サイトの目標として、検索で引っかかるようにすることでスパム問題をあまり知らない人にも警鐘を鳴らしたいという意味がある。実際、下記で出てくる頁には「検索で調べたらspam収集頁がわらわら出てきた。やっぱりスパムか」という日記などもあるから、この試みはあながち的外れでもないだろう。
googleで「世直し 平成の水戸黄門」の結果(当サイト関連を除いた)
受け取って日記などに残している人も多い。それらの既述を丹念に読むとほとんどの感想が嫌悪感か侮蔑感であることが分かる。
■当掲示板でのメルアド企画スパムに対する様々な情報提供と被害者を中心とする声
- 第三次スパム被害報告とバナー詐称問題、開き直りへの怒り噴出(03/15-3月末)
- 第四次スパム被害報告(3月末)
- メルアド企画への公開討論要求とメルアド企画への対応不満(3月末-4月上旬)
- 第四次被害までの被害情報の集約と怒りの声(3月末-4月上旬)
- メルアド企画サイト、O氏の対応などの問題点(4月上旬)
- メルアド企画への被害者の対応法の検討(4月下旬)
- メルアド企画はPOP.JAPANと社名変更(4月下旬)
- 第五次被害報告(4月下旬-5月始め)
- 第五次被害情報集約(5月上旬)
- ビットドライブによる切断(5月上旬-中旬)
- 当サイト管理人とO氏との話し合いで仮決着宣言と余波(5月下旬)
詳説
メルアド企画の現在まで
第一幕
発生からネット業者bit-driveによる接続停止まで2001年07月
当サイトのバックボーン、スパム反対運動メーリングリストにおいてタイトル「小泉内閣 支持・不支持 緊急アンケート」なるスパムが届いたことが報告された。ヘッダにはたとえば以下のようなものあった(当サイト掲示板、ちびころ様の投稿より)
Received: from dm-dbase-server.melad.local ([211.9.37.210]) by smtpin05.mac.com (Netscape Messaging Server 4.15 smtpin05 Jun 62001 13:16:42) with ESMTP id GH7BAK00.1T3 for<*****@mac.com>; Sat, 28 Jul 2001 13:51:56 -0700
Received: from 211.9.37.210 (dm-dbase-server.melad.local [211.9.37.210]) by dm-dbase-server.melad.local with SMTP (Microsoft Exchange Internet Mail Service Version 5.5.2650.21)id PX2LY648; Sat, 28 Jul 2001 06:19:13 +0900
To: <*****@mac.com>
Message-ID: <20010728.0619100886.babaq@sorifu_info-ec-shock.com>
Date: Sat, 28 Jul 2001 06:19:13 +0900
From: メールアンケート事務局<sorifu_info@ec-shock.com>
Subject: 小泉内閣 支持不支持緊急アンケート
MIME-Version: 1.0
X-Mail-Agent: BSMTP DLL Dec 17 2000 by Tatsuo Baba
Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP
この時にはまだドメインを獲得していなかったが、送信サーバが「dm-dbase-server.melad.local」となっており、すでに「メルアド」という名称を使っていたことがうかがわれる。内容は
> 小泉内閣 支持・不支持 緊急アンケート
>
> お忙しいところ、ご迷惑をおかけしますが、
> 下のURLをクリックして、アンケートにご協力お願いいたします。
>
> http://211.9.37.210/koizumi/koizumi_an.asp?id=XXXXXXというものであった。配信意図が宣伝、広告と分かる通常のスパムと違うため、その目的等が議論された。結局、
- URLにどのメールアドレスからクリックされたかを識別するIDがあること。
- サイトでも個人情報を書き込ませるような内容であったこと。
以上の2点から個人情報詐欺型スパムであろうという結論に達した。
(典型的な個人情報詐欺型スパムには
インターネットのゴミ箱「素敵な出会いを待っている。そんな私は22〜24歳!」
がある。)2001年11月上旬
melad.jpとして独自ドメインを獲得して後、
「●●●現金で10万円が当るメルアド抽選券●●●」
「●●●現金で10万円が当たる抽選券付き幸福メール●●●」というスパムを配信したことが明らかになっている(「スパム拒否!!」、高津様達のサイトのスパム情報など)。
2002年03月中旬
当掲示板にて、時事ネタを扱うアンケートスパムが再び配信されたことが報告された。
タイトル:「!広告!★鈴木宗男議員に関する緊急世論調査★」(「インターネットのゴミ箱」より了解の上、借用)
特にそこで指摘されたのは、そのサイトにおいて無関係な企業のバナーがあたかもそこをスポンサーとするかのように使われている点である。またサイトではDMサービス(ほぼ確実にスパム配信)の請負をしている記述も見られ、目的は社会問題を餌にした個人情報奪取あるいはそれによるスパム請負サービスだと考えられている。
→資料1.メルアド企画の問題点
2002年03月下旬
当掲示板他にて、再び時事ネタのアンケートスパムが配信されたことが報告された。
タイトル:「!世論調査!★疑惑追求の旗手!辻元清美氏よお前もか?、それとも自民党の陰謀か?★」(「インターネットのゴミ箱」より了解の上、借用)
ここまでならば、数多くいるスパマーの一人として特に注目されることも無かったかもしれない。ところがこの日になって自分のホームページ
「スパム問題について」(A 3/29 14時保存。作成は午前中あるいはそれ以前と考えられる)
にて「送信先アドレスは本人が登録したもの、あるいは友人からの紹介登録だ」などと言い訳をしていることが当掲示板での東端様による投稿で判明。49241人ものメールアドレスを持ち、いつでもメール配信を行う準備を整えているとの”爆弾発言”。
当掲示板で批判が噴出した。ところがメルアド企画は当サイト掲示板をしっかり見ていたらしい。
「スパム問題について」(B 同日 16時保存)
勝手に撲滅私的調査会の掲示板への投稿を引用し、釈明を開始。それに対して読んでいるのなら自分のサイトで都合の良い部分だけ返事をしないで反論しろと言う声が上がった。ところがこれには
「スパム問題について」(C 同日 19時保存)
>追伸;私どもは掲示板で論争を挑むほどのだいそれたことは考えておりません
と明言し、議論を拒否する。そのうちに
「スパム問題について」(D 同日 22時保存)
「HTML形式で送ったことに関する謝罪」が行われるが、スパム問題は当然HTML形式には関係がない。「今後は、テキスト分に変更をしたものを送付し、ご許可いただいたかにのみHTMLメールを送信することになりましたので云々」と書き、依然スパムメール送る可能性を示唆。
当サイトの新スレッドでも不満続出。管理人・高崎がメルアド企画に対し、当サイトの掲示板で公開討論すべき旨を要求した。同時に当サイトの掲示板ではメルアド企画による配信メールがスパムであることを調査すべく情報収集提依頼を開始。それに対して続々と
「登録していないのに届いた」「するわけがない」「友人紹介などしたら恨まれる」
などの声が集まった。ここで声を挙げてくれた人々の中にはML等で通常スパムに関して議論している方々も入っていることに注目しなくてはいけない。こういう敏感な人々がその友人などにより勝手にメルマガに登録されるなど常識的に考えられないことである。もはやここに挙げた声で、メルアド企画のばらまいた物がスパム以外の何ものでもないことが証明されたと考える(4/20の項と比較)。
上で声を挙げていただいた方々には深く感謝いたします。
2002年04月02日
この日までにメルアド企画は
「スパム問題について」(E 04/02 13時保存)
で勝手に紹介していた私の掲示板投稿のうち、名前(ハンドル)に関しては概ね伏せ字にした。また(C)で載せていた
>追伸;私どもは掲示板で論争を挑むほどのだいそれたことは考えておりません
を削除。その一方で「プロバイダー責任法」の法案を掲載し、自分への批判が名誉毀損であることを強く示唆。しかしメルアド企画への批判は当サイト掲示板の同スレッドで継続された。同日夕方「スパム問題について」(F 04/02 19時保存)
というように、プロバイダー責任法案は削除された。
そもそもEで掲載された法案の趣旨は
「特定電気通信による情報の適正な流通に資するため、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示を請求する権利につき定める必要がある」
というものであるが、その法案の発生をたどれば「情報通信の不適正利用と苦情対応の在り方に関する研究会報告書」
http://www.yusei.go.jp/policyreports/japanese/papers/press/Japanese/Tsusin/0201J101.htmlにいきつくのであり、そこでは実は名誉毀損など共に、迷惑行為、不適正な情報流通の一つとして一方的広告メール(スパム)に関することにも言及されている。つまり上の中の一頁である
http://www.yusei.go.jp/policyreports/japanese/papers/press/Japanese/Tsusin/0201J102.html #0102
で使われているUBE,UCEという語は私も紹介しているようにスパムという言葉の代わりであり、上述の法案はスパムに対する被害者の行動を起こしやすくする為の法案でもあるのだ。
すなわち(F)で法案を見せられたとき、むしろ私はメルアド企画が自分の行為(スパム行為)を否定するものを掲げたことにかなりの滑稽さを感じたのであるが、それをメルアド企画自身でも感じて頂けたのであろうか?、それとも私の掲示板での様々な反論に窮したのであろうか。
当サイト管理人・高崎は掲示板の投稿者から「spam反対サイトに投稿した文章を、まるでメルアド企画へ意見したように勝手に引用されるのは不快だ」という意見が出たことを重視、
のようなメールを送付してメルアド企画の頁から当サイト掲示板へ投稿された文章を勝手に掲載するのを止めるよう、メールにて申し入れをした。
加えて私はメルアド企画の配信メールがスパムであることを述べた投稿の多さや、メルアド企画のサイトが「社会問題を扱う正義の糾弾サイト」の色合いを強めていることを問題視、悪質なスパム確信犯であると考え、被害者(メルアド企画のサイトを真っ当だと思い、本当にメールアドレスを知らせてしまう人々)の拡大を防ぐべく、この対策調査室を立ち上げた。
メルアド企画のサイトでは「正義の世論調査」「世直し 平成の水戸黄門」などの言葉を多用し、あたかもメインの目的が社会問題の糾弾であるかのように装い始めたのである。
なお当頁とは別なサイトでもメルアド企画への糾弾は始まっている。
2002年04月8日
上記のメールに対して返信は来なかった。そのため私はメルアド企画にネットサービスを提供しているビットドライブに4/8、上記の件に関して申し入れを行った。それに対しては「対処を依頼している」という速やかな返事を受け取った。
一方でメルアド企画への糾弾の声が強まるにつれ、メルアド企画のサイトでは、サーバに置いたままにしてあった虚僞のスポンサー企業バナーやスパム広告の宣伝を行うための頁を次々と削除、スパムや虚僞を行っていたことを覆い隠すかのような行動を継続していった。
2002年04月10日
私自体は実名を名乗っており、メルアド企画への追及に関してプロバイダー責任法によって困るようなことは何もなく、4/02に以下のようなメールをメルアド企画に送っている(なおJPNICに登録されたメルアド企画のメールアドレスは使用不能になっており、他のアドレスへ送ったが返事がないので送られたかの確証はない)。
時に2002年04月02日13時47分、
「スパム問題について」に於いて、Takasaki Shinyaさん曰く
> いつ再び改訂なさったのか存じませんし、
> 誰に向けてのものか分かりませんが、
> spamサイトでプロバイダー責任法にこだわっておられるようですね。
>
> もしそれが私・高崎に向けたものならば...
>
> 私自身はもともとインターネットの匿名性を強く嫌っており
>
> 参考主張:
> http://www2g.biglobe.ne.jp/~stakasa/spam/spam03-j.html
> の中の
> http://www2g.biglobe.ne.jp/~stakasa/spam/mythinking.html#shiming
>
> で述べているようにネット上での実名主義、情報開示を基本としてます。
> 匿名性に隠れてOさまの行動を批判するつもりは毛頭ありませんよ。
>
> もし私を裁判で訴えるのなら、要求して下されば住所、連絡先を開示します。
>
> スパム被害者達はスパム問題が世にアピールされるのを強く望んでおり
> 私がスパムを糾弾したことに対して訴えられたと知れば
> おそらくかなり強い支持をしてくれるだろうと確信しております。
>
> Oさまは名誉毀損で私を訴え、私はOさまがスパム行為をはたらいた点、
> あるいはOさまが「本人登録である」ということを十分に
> 確かめる手段をとらなかった点を非難し、
> 結果的にOさまのスパムが多くの人に迷惑を与えたこと、
> そして私の行動は、それを明確にするための社会運動であることを主張します。
> そしてスパム問題を前面に出して正々堂々と戦いたいと思います。メルアド企画が「プロバイダー責任法」に拘っていた理由は不明であるが、4/10になって
「スパム問題について」(G 04/11 05時保存)[おそろしげな『旧陸軍作戦要務令』とやらが特徴]
にてプロバイダー責任法に関する記述を削除したが、私と投稿者の方の前述の申し入れは受け入れられておらず、また自分の過去の行為をスパムだと認める気配もない。
2002年04月11〜13日
メルアド企画は抗議する者達に対して相変わらず自分のサイトでわけの分からないことを述べ続けた。
「スパム問題について」(H 04/12前後)[突然出てくる『水戸黄門の私見』]
「スパム問題について」(I 04/13前後)[なぜかスパム規制法に対して嬉しそう(?)に言及]
当調査室・高崎はもはやメルアド企画との攻防が戯れ事になっていると考え、またメルアド企画にネットサービスを提供しているビットドライブへも状況が十分に伝わっているらしいことから、再度のスパム行為は簡単に出来ないだろうと判断、積極的な追及からは手を引くことを決定した。
2002年04月17日
メルアド企画はspamに関する頁を撤回した。当サイトの掲示板からの勝手な引用を問題視していた立場としては陰で歓迎した。しかし...
2002年04月20日
spamに関する頁はすぐに復活、ただし当サイトからの勝手な転載はなくなり、相変わらずわけのわからぬ弁解を繰り返していた。
メルアド企画からスパムが届いたとの報告も挙がったが、十分な確認は取れず。不特定多数への配信ではなく、登録した人だけに配られた可能性がある。
2002年04月24日
メルアド企画は名称を「public opinion poll of japan」に変更。当調査室・高崎は「なるほど、スパムで汚名を被った『メルアド企画』の名称を捨てるのか」と新生「メルアド企画」の社会問題糾弾サイトとしての新しい出発を歓迎しようとした。
....が
2002年04月25日
当掲示板への「うるし」氏による強烈な報告が!POP.JAPAN(旧メルアド企画)のサイト下で作られている準備頁が発見された。
POP.JAPAN 広告システム(http://melad.jp/New_Folder/x-sisutemu.htm)
POP.JAPAN 広告申し込み(http://melad.jp/New_Folder/x-mousikomi.htm)
POP.JAPAN 広告一覧(http://melad.jp/New_Folder/x-1mail.htm)
POP.JAPAN 広告料金(http://melad.jp/New_Folder/x-ryoukin.htm)
.......全く以前と変わらない宣伝である(-_-####)!100万通のメールアドレスはどこから集めるのであろうか。
一方で例の言い訳頁
「スパム問題について」(J 04/25)
では相変わらずシラを切っている。
上の準備頁を見ると、とても年金を貰って「!美しく 夢に満ち溢れたユートピア日本! を築くため」にサイト運営をしているとは思えない、宣伝業へのこだわりである。ぜひその素晴らしい謳い文句で御自分の宣伝に関しても美しい言葉で飾っていただきたいものだ。
2002年04月28日
とうとう旧メルアド企画(現P.O.P.JAPAN)の五度目のスパム発信が報告され始めた。前回の募集の時と同様に続々と報告が相次いだ。
その受信者の中にはやはりスパム反対活動家も含まれているほか、企業のお客樣窓口アドレスやメーリングリストアドレスに届いた旨が報告され、不特定多数へのスパム発信を再び実行したのはほぼ間違いがない。
なお関係する唯一のネット業者であるビットドライブはこの四日前にアンチスパムポリシー
http://www.bit-drive.ne.jp/spam-policy.html
を明示したことが報告された。他のスパムの利用被害が聞かれないビットドライブが、この時期に、この強い態度のポリシーを掲げたことは旧メルアド企画(現POP.JAPAN)のスパム問題を意識したのは間違いがない。そのような状況下で、同じ人物により全く同行為が繰り返されたことは、ビットドライブに対しても重大な背信行為であったはずだが、GWの前半だけではビットドライブは断固とした対処に踏み切らなかった。
2002年05月08日
GWの後半4連休が始まる前日の夜から、旧メルアド企画(現P.O.P.JAPAN)は激しいスパム送信を開始、従来と同様な被害報告が相次いだ。
しかしながらビットドライブからの反応はなく、そこが完全に休日に入っているのは明らかであり、その結果スパム行為は連続的に続けられた。むしろ旧メルアド企画はそれを見越してGW後半の活動を開始した疑いが強い。ゴールデンウィークがあけた5/8、おそらくビットドライブと旧メルアド企画の間でやり取りがあったと想像されるが、結局その夜になって旧メルアド企画のサイトには接続不能となった。ビットドライブからは苦情者に対しては報告がなかったようであるが、翌日にはメルアド企画のドメイン名のDNSによる順引きも出来なくなり、メルアド企画がビットドライブからサービス停止を受けたのはほぼ間違いないという結論に達している。
なおその後、当サイトの掲示板ではメルアド企画のスパムが他のネット接続を通して配信されたことが報告されていることから、今後も別なネット業者でスパム活動をする可能性も危惧されていたが、当調査室では取りあえず一旦終了とした・
→資料2.メルアド企画(POP.JAPAN)スパム騒動に関する当サイト管理人見解
第二幕
Yahoo!BBでのサイト再開から休止まで2002/05/10
ビットドライブでの接続を断念させられたO氏はYahooBBでのサイト接続を開始した。その際に、ビットドライブに「臆病者SONYプロバイダー」という捨てぜりふを残している。
高崎は「スパム行為され行わなければ問題指摘をする必要はない」と考え、取りあえず終了を宣言(資料2)、ただしO氏がスパム行為を認めていないことから問題提起の頁を残したままでこの問題を見守ることにし、O氏のサイトの変化に関してはノータッチを決めた。
その一方、tripodでのメルアド企画糾弾サイト2つ(「(仮名)便所の壁掲示板」「メルアド企画監視プロジェクト」)と「2ちゃんねる」ではO氏への追及が継続され、(他のスパム騷動に比べるとまだマシな状況ではあったものの)それでもO氏に対する侮辱的な発言も見られた。
またそこでは表明されていないが、O氏によればネット上の攻撃や不審な人物の行動が見られたらしい。なお、高崎は「2ちゃんねる」でしばしば行われる、違法な個人攻撃は、たとえスパム送信者に対するものであっても断固反対である。この三週間後、「へんなメールを受け取ったら」サイトのくまたろう氏は自らのメールマガジン
http://www.melma.com/mag/14/m00054414/a00000023.html
でこの件を「スパマーへの行き過ぎた攻撃(メルアド企画スパム終息について)」という形で触れており、この件においても「行き過ぎ」の様相が見られ始めていたことは否めない。ただしそれに関しては、2001年から2002年にかけて頻発して起こり始めている「スパム騷動」の中で取られる必要があろう。これに関しては別途述べることにしたい。
さて、あいら氏は当サイトのリピータ、かつスパム反対運動MLの積極的なメンバーでもあり、私が盟友と思っているスパム反対活動家の一人であるが、氏はもともと「2ちゃんねる」からスパム反対活動に加わったこともあって、上述のような5/10以降のメルアド企画追及でも、tripod糾弾サイトや「2ちゃんねる」の掲示板に顔を出していた。
あいら氏はスパム闘争において合法なやり方でいくことを誓っており、またそうしようということを呼びかけていた。O氏へ違法的な攻撃が実際に加えられたかは定かではないが、通常は違法行為の煽り立てを発言しても大きく問題視されない「2ちゃんねる」において、上述の掲示板の中で違法行為の実行を明言・煽り立てる発言が少なかったのはあいら氏のしばしばの呼びかけがあったことも理由の一つだと高崎は考えている(ただしO氏への侮辱発言という「違法行為」は抑えようがなかったが)。
2002/5/14
そのような状況下、tripod糾弾サイトのうち「便所の壁掲示板」では、メルアド企画を擁護し、あいら氏を侮辱する発言(煽りかどうかは不明)をきっかけに議論が紛糾、「便所の壁掲示板」管理者の判断でサイトは閉じられた(05/14)。
その後も「2ちゃんねる」を中心にメルアド企画サイトに関する問題点指摘が行われる一方で、YahooBBのメルアド企画サイト(POP.JAPAN)では、反論あるいは「2ちゃんねる」での侮辱行為に対する非難が掲げられた。
2002/05/19
両者の緊張状態は日増しに強くなっていき、メルアド企画は攻撃する人々を「サイバーテロ」と断言し、「2ちゃんねる」で非難する人々に対して法的な手段を辞さないことも宣言した(実際に行われた攻撃の実態については不明)。
あいら氏は匿名ではなく(「あいら」はハンドルだが自分のドメインを持っておりそれを明言している)、高崎以上に身元を明確にしている。緊張の頂点に達した05/22、メルアド企画はあいら氏を攻撃の代表者としてテロリスト一覧に記し、またその住所も掲載した。「2ちゃんねる」での発言者達の中であいら氏が唯一身元がはっきりした人物だったからだと思われる。
今回の騷動に関し、合法路線を進め、むしろ違法行為の抑制を働きかけていたあいら氏としてはこの掲載に強く憤慨、法的対処も辞さない覚悟の中、それをする前の最後通牒としてO氏に電話をした。
だがそこでは幸いなことに法的手段でなく、話し合いの中で進めたい旨が両者の間で合意、確認された。
それに基づき、O氏はあいら氏を攻撃者として掲げた頁を取り下げ、またあいら氏も話し合いを混乱させないよう、「2ちゃんねる」の発言者達に自制を呼びかけた。
高崎はあいら氏に対し、なるべく穏便に済ませ、O氏への要求は最低限にするようアドバイスし、また、もともとメルアド企画の糾弾を開始した立場から事態收束には出来る限り協力したい旨を申し入れた。
過去の不条理な行為に対して釈明を求め、またサイトなどの一時停止を求めるあいら氏と、それに対してサイト運営の継続を主張するO氏の間でなかなか話がまとまらず、高崎を仲介者とすることをあいら氏は提案、O氏は了解した。
高崎はO氏と電話でやり取りを行った(資料3)。ポイントはいくつかあった。
O氏の主張
- 自分は特許マニアであり、そのビジネスモデルの為にメール配信事業にこだわっている。
- 自分の「世直し会」の会員はインターネットで行う前から集めていたものである。
- スパムだと声が上がったのはそのうちの(信憑性の怪しい)友人紹介の分(60万件)を使ったからである。
- その分のメールアドレスはもはや使わない。残りの60万人以外(100万メール弱)は本人登録であることに間違いないなく、それらへの配信では苦情がほとんど出ないと断言できる。
高崎の主張
- 友人登録はスパムや悪戯登録を防げない。もしどうしても導入するならそれを防げる形にしなければならない。
- その他いろいろ。
上のやり取りの中で、O氏の話を素直に信じられない部分は無論たくさんあった。他サイト「メルアド企画監視プロジェクト(メルアド企画Watch)」で詳細に指摘されているように、まず何よりも、現在、各企業が広告競争で目を血眼にする中で、宣伝メールを受け取ることを了承した100万人にも上るメールアドレスが一個人の手にあることがそもそも非常に考えにくいことである。
実際たとえばBIGLOBEとLIVEDOORが顧客情報に関して提携することで事業拡大を目指す報道が流れているが、そこで報道されていた顧客数でも四百万人であるから、O氏の百万人のデータというのはそれと同スケールであり、常識的には想像しにくいのは誰でも分かる。
参考:NECとlivedoorが提携、会員400万人のマーケティングDBを展開
http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2001/1129/biglive.htmだが私は、もはやbitdriveに実質上追い出され、プライドを傷つけられていると思われるO氏を、これ以上追い詰めて再びヤケクソのスパム発信をされては困るという気持ちがあった。
そもそも私が敢えて仲介を了解した目的は「2ちゃんねる」等でのO氏叩きが過剰化することで、スパムの問題が単なるO氏とO氏嫌悪者による私闘になってしまうことを恐れたからであった。すなわち私闘になってしまうと、本来、スパムに反対するためのO氏批判の面が薄くなってしまい、万が一O氏のスパム行為等が再発生した際に、ネット業者から「個人間の私闘」と見られ、スパム問題と切り離されることへの危惧があったからである。
そのような、とにかくスパム問題にこだわる私の立場の一方で、この問題でのO氏に対する被害者の嫌悪感には様々なパターンがあったことは見逃せない(資料6)。すなわちO氏の行動はバナー詐称を筆頭として、被害者に様々な形の疑念・不信感を生みだしていたのであり、その中のどこに主に嫌悪感を抱くかは人によって微妙に違っていたと考えられる。
もともとアンチスパムの同志であり、やはりメルアド企画スパムを特に注目して取り上げた高津氏が
http://www.mapletown.net/~alamode/IDLE/spam/melad3.htm
で、「世論調査」を名乗っているところに嫌悪感を示しているなどがその一例であろうし、この時の話し合いの結果に不満感を表明した東瑞氏
の場合には特にバナー詐称にこだわっていたのである。
それらに対し、高崎(あいら氏の考えにも同様な感じが窺えるが...)にとってはメルアド企画の問題点はスパム問題に集約されるのであり、バナー詐称や、怪しげなビジネスモデルに関しては正直なところ、どうでも良いところがあった。無論、メルアド企画の問題性として複数が絡むことは認めるし、また批判ではそれを用いるが、究極的には当サイトで扱うのはスパムを発信しているから問題だと考えていた(資料6)。
というのも、もしスパムを発信していないのならば、メルアド企画サイト並みに怪しいサイトはこの世の中にいくらでもあると思っているし、また怪しげなサイトに騙される人もいくらでもいるからだ。それは「悪徳マニアックス」などのサイトを見れば嫌という分かる。そういうわけで高崎はひたすら(ヤケクソにせよ、計画的なものにせよ)O氏が再びスパムを発信しなければ良いという考えであったわけだが、それ以外の部分にも大きな嫌悪感を感じていた人にとってはすっきりしない仮決着だったであろう。
ともかくも高崎はO氏のプライドに配慮しつつ、取りあえずスパムと間違えられるような発信をしないという言質を得たことで、この件に関する追及をしないことを宣言した(既述の掲示板スレッド)。
一方で、メルアド企画に対する不信感を払拭できない人々は他サイト「メルアド企画監視プロジェクト」等で追跡を続けることになる。
私の話し合いの時の百万人がハッタリであろうとなかろうと、とにかく不特定多数にばらまくようなメールの発信さえ止めてくれれば、毎月詳細なスパム統計を取りながら、届くスパムが一通でも少ないことを願っているような私としてはそれで良かったのであるが....
第三幕
スパム行為再発とスパム反対運動への誹謗中傷
ネット業者からの一時的サービス停止など2002/7/7
当サイト掲示板にてメルアド企画のスパム再発信が報告された。
発信元はスパム対応で一部に不満が出ているインターリンクである。メルアド企画のサイトはYahooBBでの接続であるが、他サイト「メルアド企画監視プロジェクト」で指摘されているように、melad.jpのMXレコードすなわちメールに関するサーバはインターリンクに指定されており、インターリンクからの発信自体を無関係と主張するには無理がある。すなわちSamaSpadeの結果等を見れば、melad.jpのサイトがスパムを発信している「203.141.156.50」のIPアドレスと無関係でないということが明白に分かるのだ。
さらにアンチスパマーには馴染みの深いSpamCopのスパムデータベース
ではその「203.141.156.50」のIPアドレスに関し、既に6/22からスパム報告が行われている旨の情報提供があった。スパム反対運動MLでも若干、報告が上がったが取りあえず当サイトでは様子を見ることにした。
2002/7/10
当サイトの管理人、高崎が初めてメルアド企画に関するスパムを受信(+_+)。絶句。O氏にはメールを送付した(資料4)。
2002/7/13
O氏に電話をしようと思いつつ、ぐるぐる考える所あって、実行せず。7/7の報告者であり、兼当サイトのリピータである「食べるスパム」氏より掲示板にて当調査室の内容変更の要請があり実施。しかし
で書いたように高崎にはメルアド企画のスパムに関してサイトでの扱いに関して、どうするか迷っていた。というのも、他の方からも一部指摘を頂いているように、メルアド企画(POP.JAPAN)の各種目的に
- 私達の反応を楽しんでゲーム感覚になっている
- こちらを煽り立て、たとえ悪名でも、その名前を広めれば良いと思っている(実際、メルアド企画の名前はスパム行為をしなければ、あるいは反対論者が騒がなければ、ほとんどネット上に残らなかったであろう)
などすら感じられ始めたからであり、当サイトで取り上げることがメルアド企画(POP.JAPAN)を喜ばせているのではないかとすら思い始めたからである。
けれども、実際にスパムを受け取っている被害報告が挙がっている中で、当サイトが被害者の声を無視するわけにもいかないし、実際、上記のような理由があるからといってスパムを「無視」することは許されず、それはそれでメルアド企画を喜ばせることにもなってしまう。
それらの複雑な気持ちの中で、取りあえず被害状況を把握するために、いつもの如く、情報募集を開始した。
2002/7/17〜22
17日夜、メルアド企画(POP.JAPAN)のメール接続であったインターリンクの処置によってールサーバとしての接続が断たれたようである。実際にpingなどを調べてもその形跡が窺えた。とりあえずスパム行為に関してはここで目出度しとなったわけであるが...
この夜、メルアド企画(POP.JAPAN)はスパム反対論者への名誉毀損・プライバシー侵害の頁を掲げ始める。すなわちあいら氏の実名と住所、電話番号を不当に晒して、氏が違法行為・不正行為を行っているかのように決めつけ誹謗中傷を開始した。
その主張は数日後には当サイトの支持者や私・高崎にもおよび、薄弱・一方的な根拠で名誉毀損(あいら氏に関してはプライバシー侵害を含む)を行うようになり、極めて不当なものであった。
ちなみにそこでの高崎への公開質問に関する回答は資料7で公開しているが、メルアド企画の指摘は全くのデタラメ、根拠が分からないものである。メルアド企画は一方的に私が通常のメールアドレスとは別に、メールアドレス
kari63@mtj.biglobe.ne.jp
を所有していると決めつけ、それを前提に誹謗中傷を行っているのである。
これを見るに他の中傷の根拠のいい加減さも察して余りある。なお、私がそのメールアドレス使ったのを見たことがある人は是非声を挙げて頂くと良い。そうすればメルアド企画は自分が正しかったと喜ぶに違いない。是非名乗り出てほしい。
スパム反対運動家へ不当な名誉毀損・プライバシー侵害の経緯の詳細は以下に記している。
資料5:メルアド企画(POP.JAPAN)、再びネット接続を切られ、逆上し名誉毀損を為す
なお、この経過の中でメルアド企画はYahoo!BBにネット接続を切断されているが、一時停止を解除したインターリンクへの接続にかえ、同犯罪行為を継続した。この犯罪行為は22日の夜になって、ようやく撤回した。
2002/7/23〜
その後メルアド企画は
にて
” 警 告 ”
万一、解除手続きを怠り、故意に、迷惑メール spam だと騒がれる方は
明らかな、業務妨害、又は、威力業務妨害となりますので、即効正規の手続きを取ります
世直し平成の水戸黄門
という宣言をしている。
つまり、自分のメール配信行為の正当性を相変わらず主張しているわけであり、また解除手続を定めていれば問題ないかのように記している。だがそもそも資料7で取り上げたように「スパムの返事はしてはいけない、サイトを訪問してはいけないと」言われるのが一般的な慣習であったし、それと同時にスパム、すなわち一方的な宣伝・広告メールの送りつけも否定されてきたものである。
メルアド企画(POP.JAPAN)はすでに数回、スパム行為と理由にしたと考えられるネット業者からの接続断を受けているわけであるが、このように完全に被害者やネット業者から、「隙あらばスパム行為をしようとする危険な人物(グループ)」と見なされている中で、7月下旬現在、未だにメール配信を続ける姿勢を崩していない。
なお、この一連の経緯ではメルアド企画(POP.JAPAN)が常に自分の一方的な主張(名誉毀損、プライバシー侵害を含む)を掲げるだけで、反対意見があってそれを確認していても、自分のサイトで紹介することが一切なく、スパムと同様に自分の主張を「一方的に」知らせるだけであるという問題性も浮き彫りになっている。「中立公正」を謳っていることとはあまりにかけ離れたサイト運営の実態であると言えよう。
2002/7/31
メルアド企画は7月末、8/1〜7日間のサイト整備の為の休止を宣言したが、これはインターリンクによってサービス停止となることを見越したものであった。
2002/8/4
当サイト掲示板にて、NTTPCコミュニケーションにてメルアド企画(POP.JAPAN)がサイト接続とメール配信行為を開始したことが報告された(メール配信方式がスパムかは不明)。注目されるべきは一貫して使われてきた
に変わって
を運用し始めたらしいことである。
メルアド企画の問題点
→「資料1.メルアド企画の問題点」に移動しました。
終わりに テシオ氏はスパム請負業はやっていなかったと考えられる。テシオ氏がオプトアウトを受け入れていたのは、テシオ氏スパムが迷惑なような人は、テシオ氏のサイトのカモにはなり得ず、スパムを送っても意味がないからだろう。またその目的も悪質ではあるが、理解している人にとっては明確で分かり易かった。
だが、メルアド企画(POP.JAPAN)の場合にはスパム請負業の様子が見られ、個人情報を収集しようとしている点で別な次元の悪質さがある。しかも大手ネット業者から度重なる処置を受けても、自分のメール配信行為に対して、根本的な反省がほとんど見られない。
無論、悪質なスパム業者は他にもたくさんあり、メルアド企画(POP.JAPAN)はその一つに過ぎない。だが電話での説得を受けても、ネット業者からの制裁を受けても、執拗にメール配信行為を行おうとし、あるいはスパムが禁じられている従来の慣習を無視し、自分のメール配信の正当性を主張する氏の行為を認め、スパム行為を看過することはスパム反対活動全体にとって悪影響を与えることになるであろう。
メルアド企画の挑発的な行為に対しては無視しつつも、そのスパム行為に対しては断固とした反対姿勢と、関係するネット業者への働きかけをすることが重要だと考えられる(資料6)。