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信じては駄目!

デタラメばかりの迷惑メール1挨拶からしてデタラメです

デタラメばかりの迷惑メール2スパムで宣伝される商品・サービスは買ってはいけない!

あなたの苦情で無罪の人が泣いている


当サイトの主張!

迷惑メール(spam)撲滅の為に、私達がすべきこと
旧版:今、あなたが自分と皆の為に出来ること

間違いだらけのスパム対応 [!重要!]


パソコンspam向け

スパム対応の基本手順(概要編) [!重要!]

スパム対応の基本手順(詳細編)


積極活動派へ

スパム関連業者対処指南

スパマーへの適切な説得のススメ


携帯spam向け

携帯迷惑メール被害者が出来ること

パソコンと携帯電話 迷惑メールはどう違う?

冤罪アドレス迷惑メール

「送信者アドレスが自分?」のspam

携帯電話向け質問集

迷惑メールに関するパソコンと携帯電話の違い

2001/06/30 初版 2001/11/01 第二版
同日 2.2版 2002/09/20 第2.5版

制限があるものの、携帯電話でもメールヘッダが入手できるようになり、状況が変化しています。

それに関しては「携帯迷惑メール(spam)で被害者が出来ること」

 

以下の内容はそれ以前のものですのでご注意下さい。また、携帯キャリア各社も迷惑メール問題に関するサイトを作っていますので御参照下さい。

Docomo 迷惑メール対策

ボーダフォン 迷惑メール対策

KDDI AU 迷惑メール対策


1●当頁の対象は主に「パソコン」の「迷惑(spam)メール

 2001/7現在、日本で社会問題化している携帯電話の「迷惑メール」は従来パソコンで言われてきたspam、私の言う「一方的迷惑広告メール」であることは間違いありません。

 しかしながら、私のこのページ「迷惑メール(spam)撲滅私的調査会」は残念ながら携帯電話の迷惑メールを対象としたものではなく、インターネット全体(パソコン中心)の迷惑メール(spam)を扱った頁であり、携帯迷惑メールの被害者の方々にとっては、議論・方法論など読んでいて「?」と思われる部分も多いと推察します。

 しかし最初に述べましたように、この問題は「spam(スパム)」と呼ばれている、電子メールに特有・共通の重要未解決問題であり、携帯の「迷惑メール」問題も実はインターネット全体のスパム問題の一部なんだという認識をして頂くことがまずとても大切です。

 以下、携帯電話とパソコンのスパムの共通点・相違点を示し、携帯電話の迷惑メールについて、私がアドバイス出来ることを書いております。これとは別に携帯電話スパムの質問集も不完全ながら作っています。ご参照下さい。

 ただし2001/10以降、携帯電話の迷惑メール(spam)に特化した優れた解説ページも作られるようになりました。そちらの方に御関心のある方は、spamリンク集の携帯スパムの所から関連サイトに行かれることを勧めます。

 携帯電話のspamに対する質問・情報提供等に関しては以下の私の考えを十分にご理解の上、メール等をお願いいたします。

2●携帯電話とパソコンの迷惑メールの共通点・相違点

共通点

相違点

3●携帯電話の迷惑メール対処

 前述のような違いの中の「仕様」に関する部分は、携帯電話の電子メールの仕様が「パソコン一般のレベルにさえ達していない」とも言えます。携帯電話の電子メールはインターネットと互換性があるように作ったのですが、安上がりな都合の良い所だけ採用し、犯罪防止の為に有用な大切な部分を削ってしまいました。これは携帯電話会社の責任です。

 ユーザからの苦情の声というより、政治家・官庁からの圧力で2001年6月、各携帯会社が重い腰を上げて対策に乗り始めました。

Docomo 迷惑メール対策

ボーダフォン 迷惑メール対策

KDDI AU 迷惑メール対策

という広報ページを現在では作っています。
 応急対処の一つとして、迷惑メールの被害を受けやすい「電話番号@云々」の「仕様」は廃止に向かう方向のようです。

 現在、携帯電話の「迷惑メール」の個人的な対処には、以下のような点から限界があります。

(参考:携帯迷惑メールのアドレス詐称事件。なお、この点はインターネットメールも同じです。)

(インターネットではそれ以前に、送信に利用したメールサーバの管理人に処置依頼をすることが出来ます。上記のようにspamの広告しているサイトのサーバ管理者に対処してもらうのは、パソコンスパムでは補助的な処置依頼であるとみなされています。)

 私はインターネットメールの場合には、アドレス変更は敗北だと思っていますが、それはインターネット上のサービスではプロバイダーを替えても何ら根本的な解決にならないからです。携帯電話の「迷惑メール」の場合、責任の一端は携帯電話会社にあるので、契約会社を変えることは、資本主義の競争社会の下で、その会社への有効な抵抗手段です。

 「メルアドを変えるのは悔しい」「だ」「面倒だ」「納得できない」。

 それらは私は痛いほどよく分かります。私はインターネットメールのアドレスでそう思っているからこそ、このページを作ったのですから。

 一方で、携帯電話のメール被害者の方達は「契約携帯会社に対応不満の旨を叩き付けて、契約を破棄して別会社に乗り替える」という強烈なアピールが出来るのです。実際、DoCoMoの「迷惑メール対策」の今までの「お粗末ぶり」は携帯電話の中でのシェア増加を鈍らせ、株価の不安定要因になり始めています。

 あなたが、携帯電話会社に働きかけてみて、その対応に納得出来なければ、携帯電話会社を替えることも検討の中に入れましょう。

 そうすることで携帯電話業界全体の「迷惑メール」に対する対応・対策が向上していくと考えたいと思います。

4●携帯電話の迷惑メールの将来

 正直、携帯電話の迷惑メールの将来は全く私には見えません。その送信者の悪質性、方法論、そしてそれらに対する携帯電話会社の対応も十分に分からないからです。

 従来の仕様の不備が改善され、限りなくパソコンメールの「迷惑メールスパム)」に近づいてゆき、根本的な解決法を共に探ることになることも考えられます。

 一方で携帯電話のメールアドレスはホームページ上などから漏れにくいとも思われ、パソコンメールでの迷惑メールスパム)よりずっと少なくなる可能性もあります。しかし迷惑メール送信者が、もし他の手段(無線傍受、情報漏洩)で携帯のメルアドを強引に獲得しようとしているなら、最悪、今の状況と大きく変わらない可能性もあります。

 逆に携帯電話会社の極めて積極的な対処、たとえば「迷惑メール送信者業者(悪質スパマー)」に対する裁判所への仮処分申請などにより、「迷惑メール」の問題が更にクローズアップされ、パソコンでのスパマーに対するプロバイダー対処の模範となり、パソコンメールのspam動向に良い影響をもたらす可能性もあります。

5●結論

 以上のような点から携帯電話の迷惑メールとインターネットメールの迷惑メールの解決法を一緒に論ずることは現在なかなか困難なのです。パソコンメールから見ると、携帯の電子メール機能はあまりにお粗末と言えます。

6●謝辞

 この頁におきましては、私の「迷惑メール(spam)撲滅私的調査会」を御覧下さり、携帯電話の迷惑メールに関して、各種情報提供して頂いた方々により作成できました。ここにお名前は挙げませんが、深く感謝いたします。


迷惑メール撲滅私的調査会/被害者向頁目次/携帯電話迷惑メールコーナー/
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