「メール、葉書、封書、電話、電報などにより何らかの料金を請求されている」という方は
まず落ち着いて
このページを読んで下さい。どんなに焦っていても、手っ取り早く誰かに早く相談したくても、あるいは「自分の場合には、きっと違うパターンだ」と思っていても、
必ず2回以上
このページを読んで下さい。
焦っているせいもあるのでしょうが、安易に当サイト掲示板で相談しようとして投稿なさる方が多いようです。
しかしながら、このページ、もしくはここで紹介しているサイトなどで頻繁に書かかれているのと同類の相談内容を投稿なさっても、返答がつかない可能性が高いですので御了承下さい。ネット上にある情報を有効に活用できない方はインターネットを使うことは無駄ですので、警察や消費者センターなどの相談場所に真っ先に行くべきでありましょう。また当サイト管理人・高崎が個別の相談に対応することはありませんのでご容赦下さい。
なお、当ページは遠山桂行政書士様を初めとする各種皆様からのアドバイス、あるいは各種サイトの内容を参考にして作成させて頂いております。(第6章)
2.本当にウソなの? 【!充実!】 |
|
3A.全く身に覚えのな人向けアドバイス (まだ業者に自分から連絡をしていないことが前提) 3A−1 基本は無視と守秘です! 3A−2 あなたに出来ることは?
|
3B.身に覚えのある人向けアドバイス (覚えがないのに払ってしまった人、も含む) 3B−1 まず知っておくべき基礎知識【!重要!】 3B−2 今すぐに、あなたがすべきこと 3B−4 ネット上での情報収集や関係各所への相談の方法 3B−5 出会い系やアダルトサイトのサービスを利用する人々へのアドバイス |
4.なぜこんなに被害が広がっている? |
2002年から2003年、2004年にかけ、極めて不当・不正な料金の請求通知が、電子メール、葉書、封書、電話、電報などの手段を使って、不特定多数の人々に向けて送られています。
当サイトでは、全く身に覚えのない人へ請求が送られる場合を「架空請求」、何かしらサービスを利用した覚えのある人へ不当な内容の請求が送られる場合を「不当請求」と呼ぶことにしています。
●スパムメールとは? 当サイト(迷惑メール撲滅私的調査会)は本来、スパムメール(迷惑メール)と呼ばれる一方的に送りつけられる広告・宣伝メールを問題の対象としています。上記の架空請求・不当請求が電子メールで行われる場合、これは「宣伝・広告」とは言えないものの、不特定多数へのばらまきという点で、通常の広告・宣伝のスパムメールと極めて似たような性質を持っています。 そこで当サイトでは、このような「詐欺的な内容の不特定多数へのばらまきメール」も「スパムメール」の一分類だと考え、問題対象として扱うことにしています。(参考:「迷惑メールの分類表」) また、当サイトは通常、電子メールの問題しか扱いませんが、この「不当請求・架空請求」に関しては「電話」「葉書」「封筒」「電報」そして「電子メール」と、いずれも全て結局同じ問題であり、対処はほとんど一緒であることから、まとめてアドバイスページを作っています。 |
最初に騒ぎになりはじめた頃の文面では
「当社はあなたが利用したサービス会社から債権譲渡をされた」
「何回も請求させて頂いたがこれが最終通告である」
などの文章が多かったこと、身に覚えのない人に届くことも多かったことから
「債権回収」「最終通知」「最終通告」「架空請求」
などがこの請求問題を取り上げる際のキーワードになりました。
当サイトの管理人・高崎にも2004年2月に「最終通告」の葉書が来ました。(これは10年間、ときどきしか帰省しない実家宛に来ました。小中高くらいの名簿が流れているのかもしれません。)
また、電子メールとしては合計3回受け取っています。
1,2通目 2003年3月 |
《未納料金について大至急ご連絡を致します》 合計お支払い金額:33750円 サイト運営業者:XXXX 未納利用料金:21800円 遅延損害金: 5450円 徴収代行手数料: 6500円 この度は当時あなた様が使用されたプロバイダー及び 電話回線から接続されたアダルトサイト利用料金について 運営業者より未納利用料金に関する債権譲渡を受けました。 アダルトサイト運営業者がプロバイダーや電話会社に 事情説明及び調査依頼して公開して頂いた個人情報に基づき 私共がアダルトサイト未納利用料金の徴収作業を 代行させて頂く事になりましたので御連絡させて頂きます。 (略) 速やかに御入金して頂けない場合は あなた様の登録情報および個人情報を含めて 私共から各地域の債権代行関連業者及び 最寄りの関連事務所へ債権譲渡を致しますので 最終的に債権徴収担当員を御自宅などに訪問をさせて頂きます。 その際には上記の合計支払額に交通費と人件費を加算して 約5倍〜10倍の請求させて頂く場合が御座いますので お忘れなく必ず御入金して下さい。 |
3通目 2004年2月 |
あなたが支払いを延滞している下記サイト運営者より、あなたの 氏名調査・所在調査及び集金代行の依頼がありました。 このxxxx(私・高崎のメールアドレス)の電子メールアドレスから 氏名調査・所在調査を行い、平成16年3月7日(日)までに 正式な関係書類を持参の上、あなたの自宅に訪問致します。 ---------------------------------------------------- ■依頼日時 :平成16年2月26日(木)23:32 ■調査対象 :xxxx(私・高崎のメールアドレス)の電子メールアドレス使用者及び契約者 ■調査理由 :自動延長システムによる利用料金の発生と滞納 ---------------------------------------------------- 依頼者からの情報 ■登録日時 :平成15年8月23日(土)23:43 ■登録ID :xxxx(私・高崎のメールアドレス) ■SITE名 :GALGAL ■商品名 :銀行振込後払い会員180日パック ■期間 :自動延長システム180日 ■料金 :¥36,800 ■延滞利息 :年利14.5% ----------------------------------------------------- 支払い窓口 ■E-mail :infosiharai@fastmail.gr |
私宛の葉書では「有料コンテンツ」、上の電子メールでは「アダルトサイト利用料金」になっていますが、様々なバージョンが登場しています。請求の中のキーワードを挙げてみると
「インターネットコンテンツ」
「有料コンテンツ」
「出会いサイト○○」
「有料アダルト番組」
「最終通告」「最終通知」「最終和解案」「最終督促」
「債権譲渡」「債権回収」
「利用料金が未納」「料金回収」「強制執行」
などがポイントになるようです。特徴として
などが挙げられましょう。なお、これらはあくまで傾向であり、犯人の手法は巧妙化しています。
さて、このようなメールを受け取っても指定の口座に無闇に振り込んだり、電話番号に連絡したりしては決していけません。万が一払ってしまわれた方は必ず警察に届けて下さい。そのほとんどが不特定多数にばらまいているだけの「詐欺行為 兼
スパム行為」です。
なお、上で特徴を挙げましたが、実際に届く文章としては様々なものが出ています。犯人はそうすることでそれらの情報が陳腐化し、「ウソだとばれる」のを避けようとしています。ですから、自分の所に届いた文章や連絡が他の人が報告しているものと少しづつ異なるのは重要な問題ではありません。
以上のような「性質、雰囲気が同じであること」を見抜きましょう。また、前述のようにこの詐欺の手法は電子メールだけでなく、葉書、封書、電報、電話、携帯電話メール、などなど、様々なものを利用したものが報告されています。
今、それらが同じであると見抜けなければ一生騙される生活ですよ!(日本は平和だなあ...)
なお、対応法についての詳細は後で3章(覚えのない人向け・覚えのある人向け)で説明します。
「本当に自分だけに届いたのではないの?」という不安な人は以下の掲示板や公的機関のサイトでの警告を見てみましょう。
この件は2002年後半以降、しばしば報告されるようになり、特に電子メールを使ったものは2003年春頃から被害が大きくなりました。ボランティアでトラブル相談を受け付けているサイトではこの類の相談の多さによって混乱状態となり、これに関する相談を一切受け付けない所も出てきています。
●必見サイト
■法務省
「債権回収会社と類似の名前をかたった業者による架空の債権の請求にご注意ください」
→認定された回収業者一覧
「債権回収業」というのは法務省によって指定された業者しか出来ないのを知っていますか?
■分かりやすい質問集
・「債権回収詐欺
FAQ」 桑木野氏作成のものをrsa氏が装丁
http://r-sa.hp.infoseek.co.jp/sagifaq.shtml
http://www.interq.or.jp/www1/kuwasan/sagibbs/FAQ.htm
・「利用料金請求関連FAQ集」(「ネット被害対策室」より)
(他に相談事例も山ほどあります)
・「よくある質問」(此見氏「債権回収詐欺(架空請求)にご注意!!」より)
■国民生活センター
「電話関係の「利用した覚えのない請求」に関する相談が増えています」
国民生活センター自身にも3度も届いているというのが笑えます。どんなにデタラメに配っているかということです。
http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/ncac_kakuseikyu.html
http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/ncac_kakuseikyu_2.html
■業者の具体名を挙げているところ(ただし利用の際には3B−4を必読のこと)
・「債権回収詐欺メールにご注意!!」
http://www5f.biglobe.ne.jp/~henachoko/saiken_sagi/index.html
・「夢なら」の「架空請求事業者データベース」
・ws様の分析ページ
http://www.pureweb.jp/~sagi/geocity/saikenkaishuu_matome.html
・web110の「未払い債権請求詐欺に注意」
http://www.web110.com/spam/fraud.html
■請求してくる業者達の実体
茶化して面白おかしくかいていますが、どんなにデタラメに請求をしているかよく分かります。
■どうしてもネット上の掲示板で相談したい、話を聞いてほしい場合には....
ネット上のトラブル相談ボランティアサイトはこの相談が多数に上り、通常運営に支障を来している為に、この種の相談投稿を歓迎しなくなったのがほとんどのようです(もしくは強制削除するところもあるようです) 。
・桑木野氏運営「債権回収詐欺専用掲示板」
・「債権回収詐欺(架空請求)にご注意!!」の「債権回収詐欺(架空請求)掲示板 」
(当サイトの迷惑メール関係掲示板でも特定スレッドへの投稿は認めていますが、親切に対応しておりません)
■リンク集のリンク
●その他のリンク集
■当サイト(迷惑メール撲滅私的調査会)現行ログ・過去ログ
以下、こ〜〜〜んなにいっぱいスレッドが立てられました。この問題に関して新しいスレッドを作るのは禁止したのにです!「自分にだけ来た」と思いこんでいるんですね。
全て皆、被害者(受信者)が「こんなメールを受け取りました!どうしたらいいんでしょう!」という内容の投稿ばかりです!
対策調査室の改訂について(2003/09)
015406.html
特−巨大スレッド。
014211.html
特−巨大スレッド。
013713.html
特−巨大スレッド。報告とかニュースとかコラムとかいろいろ。
012721.html
特−大きなスレッド「ここ見て安心しました
」「もうイヤッ!」
012135.html
特−巨大スレッドです。今年に入ってから多くの方から
いっぱい、いっぱい報告が相次いでいます!
008600.html
2003/11上旬
015276.html
2003/10下旬
015191.html
2003/10下旬
015137.html
2003/10中旬
014981.html
2003/10上旬
014880.html
2003/10上旬
014860.html
2003/10上旬
014859.html
2003/10上旬
014854.html
2003/09下旬
014381.html
2003/09下旬
014348.html
2003/09上旬
014336.html
2003/08中旬「新手のが来た」私には全然新手には見えません
014192.html
2003/08中旬「助けて下さい」
014164.html
2003/08下旬
013958.html
2003/08中旬 「散々出てはいるみたいですが・・・」出てますな
013863.html
2003/08中旬 「初めてで少し焦ってしまったのですが・・・」
013860.html
2003/08中旬 「出した奴を殴りたい」
013838.html
2003/08中旬 「このメールは何だ?」それが債権回収詐欺スパムです
013828.html
2003/08中旬 「びっくりした」
013827.html
2003/08中旬 「郵便封書で届きましたが銀行への連絡は?」
013825.html
2003/08中旬 「どっちに電話すれば」 どこにもする必要はありません
013819.html
2003/08中旬 「身近な人に相談できず...」
013813.html
2003/08中旬 「電話で要求が...」
013779.html
2003/08中旬 「払うと約束してしまいました」
013772.html
2003/08上旬「似たようなメールを受け取った人いませんか」ここでの投稿全て似たようなメールに見えません?
013705.html
2003/08上旬
013678.html
2003/08上旬「電話をかけて払うと言ってしまいました」軽率な行動はやめましょう
013613.html
2003/08上旬「出会い系サイトを利用したことがあるので不安です」
013610.html
2003/06中旬 電話での通告でも怪しすぎます、毅然として!
012887.html
013534.html
2003/07下旬「返信したらエラーメールが返ってきました」
013592.html
2003/07下旬「同じ名前ではないので不安です」内容で判断して下さい。
013548.html
2003/07下旬
013465.html
2003/07下旬「初めてなのでとても怖いです・・。」覚えが無ければ怖がる必要はなんらありません
013447.html
2003/07下旬「請求者の詳細な住所が書いてありますが大丈夫?」
013441.html
2003/07下旬
電信振替だそうですが、些細なところに惑わされないこと!
013435.html
2003/07下旬
「青龍会」といかにも恐ろしげなグループを名乗る
013428.html
2003/07下旬
013424.html
2003/07下旬
013419.html
2003/07中旬
013282.html
2003/07中旬 手紙の場合も同じです。
013279.html
2003/07中旬 電話で来る場合には一層の用心を!!
013277.html
2003/07中旬
013255.html
2003/07中旬「怖いんですが・・・
」対策室は透明頁なんでしょうか?
013250.html
2003/07中旬「お聞きしたいのですが・・・」事前に聞いていても実際に受け取ると不安になる?
013232.html
2003/07中旬「これも無視してOK?
」まあ不安になる気持ちも分かるんですが...
013200.html
2003/07上旬
「こんなことってあるの?誰か助けて!」 回答者の方々には感謝しております
013162.html
2003/07上旬
「助けて下さい」 慌てる気持ちは分からないでもないですが、取りあえず読んで下さいよ、でっかい文字を...
013152.html
2003/07 上旬
013130.html
2003/07上旬 「どうすればいいですか?
」 対策室のリンクが目に入らないのかなあ... それとも同じ類だと見抜けないのかなあ...
013094.html
2003/07上旬 手紙出来ても全く同じです。というか初めは手紙バージョンで被害が広まりました。
013081.html
2003/07上旬
「ほっておいて大丈夫ですか?」振り込んでしまわれた方もいるようです。トホホ。
013078.html
2003/07上旬
「困っています。」 デジャブのような新規スレッドが多くて当方も困ってます(汗)
013074.html
2003/06中旬 取りあえずは対策室を読んで下さいな
012868.html
2003/06中旬
012799.html
2003/06中旬
012770.html
2003/06中旬 「しかしいやな世の中ですね」
012763.html
2003/06中旬
お気持ちは分かりますが大きく書いているんですが...
012759.html
2003/06上旬 「みに覚えなし」
012663.html
2003/06上旬
012650.html
2003/06上旬
012648.html
2003/06上旬 「電話できたのですが」
012646.html
2003/06上旬
012639.html
2003/06上旬 「警察に連絡しました」
012603.html
2003/06上旬
012588.html
2003/06上旬 落ち着きましょう
012558.html
2003/06上旬 全然やばくないです
012555.html
2003/06上旬 「同じ文面が届いています」
012539.html
2003/06上旬
012547.html
012488.html
2003/05下旬 「子供が被害に遭ったのですが」
012458.html
2003/05下旬
012449.html
2003/05下旬 「でもこれで安心できました!!」
012450.html
2003/05下旬 「安心して眠ることが出来ます。」
012398.html
2003/05下旬
012384.html
2003/05下旬 落ち着きましょう
012375.html
2003/05下旬 中規模スレ
012367.html
2003/05下旬
「同じ内容のメールが他の方にも届いていると知り、ちょっと安心致しました。」
012337.html
2003/05下旬 利用経験者は便乗詐欺に注意
012306.html
2003/05下旬
012286.html
2003/05中旬
続々報告「このサイト、そして投稿を読みまして、大変安心できました。」
012272.html
2003/05中旬 携帯向け
012246.html
2003/05中旬 「心配もぶっ飛びました」
012168.html
2003/05中旬 「ここ見て安心しました 」「もうイヤッ!」
012135.html
2003/04中旬
仮に実際にサイトを利用していても信じては駄目!
011714.html
2003/04中旬 「たすけて 」
011427.html
2003/04上旬 ほどほどスレッド
011345.html
2003/04上旬
011228.html
2003/04上旬 「こんなメールがきました><」
011250.html
2003/04上旬 「たすけて」
011259.html
2003/04上旬 電報版?
011263.html
2003/3末 「ドキドキしています」
010808.html
2003/3下旬 女性への配信状況
010551.html
2003/3下旬 携帯メールにて
010468.html
2003/3下旬 「どうすれば・・・・?」
010371.html
2003/3中旬
009849.html
2003/3上旬 携帯電話メールにて)
009001.html
2003/3上旬
009118.html
2003/2中旬 「怖いです・・・」
008643.html
2003/2上旬 「犯罪メールがきました」
007957.html
2003/1 「身に覚えの無い督促状詐欺」
007585.html
2002/11下旬
006133.html
2002/11月中旬
005637.html
2002/11月中旬 「大変怖いメールが来ました」
005626.html
特−逮捕がどんどん続きますね
013626.html
特−逮捕は続くよどこまでも...
012704.html
特−ついに一グループ逮捕!spammerさん、それでも続けますかい?
012343.html
014200.html
当スパムの投稿に関して管理人より(2003/08)
013865.html
整理用スレッド(2003/05)
011859.html
●亜種というか新種というか
2003/07中旬
家賃と言って詐欺ろうとするもの
013238.html
2003/06 下旬
同情を誘って金を貰おうとするするスパム
(パソコン通信の頃から昔から存在する手口だそうです)
013023.html
●電話番号・FAX番号を詐称?
(1)FAX番号でspammerである「電子メール広告社」の連絡FAXが
「騙られている」模様。008537.html
(2)電子メール広告社ムトー氏、FAX詐称被害を告発?
008652.html
(3)電話番号も電子メール広告社を詐称、広告社・詐称であることをspamで広報
009557.html#9614
(4)犯人逮捕後も詐称は継続?
012135.html#12420
【スパム関係サイト】
・「変なメールを受け取ったら」の「今さら聞けない架空請求スパム」
http://www.kumat.com/hennamail/spam/case_seikyu.htm
【他のトラブル相談系サイト】
・アダルトサイトに関する架空請求にご用心(傾向と対策)
http://www.webfaq.jp/adult_fraud/index.html
・横河キューアンドエー株式会社さんの解説
http://www.clubqa.com/weekly/qa030116.htm
・絶対怪しい!債権回収の「最終通告」メール
http://kan-chan.stbbs.net/webdiary/saiken/
・シロガネ・サイバーポールFAQ
電話をかけただけでコンテンツの利用料金を請求された場合
http://scyberpol.org/qa.htm#q13
・くらしの法律相談
『未成年者がPHSを契約 料金高額なら解約可能』
http://www.hyogoben.or.jp/kurashi/990219.htm
【公的機関】
・総務省:有料番組等の情報料の架空請求トラブル
http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/030402_1.html
・国民生活センター
「電話関係の「利用した覚えのない請求」に関する相談が増えています」
−有料情報料、ツーショットダイヤル情報料など−
http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/twoshotto.html
国民生活センター自身にも2度も届いているというのが笑えます。
http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/ncac_kakuseikyu.html
http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/ncac_kakuseikyu_2.html
・財務局など
金融庁 違法な金融業者に関する情報について
http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/akusitu.htm
北海道財務局 悪質な貸金業者に注意
http://www.mof-hokkaido.go.jp/kinyu/jouhou/tourokusasyou.html
東海財務局 違法な貸金業者(登録番号詐称)の 情報について
http://www.mof-tokai.go.jp/kinyuu/kinyuu/yamijouhou.htm
北陸財務局 違法な貸金業者の情報
http://www.mof-hokuriku.go.jp/kasi02.htm
関東財務局 悪質な貸金業者の情報
http://www.mof-kantou.go.jp/cgi-bin/to.cgi?/kinyuu/kashikin/akusitsu.htm
近畿財務局 実在しない貸し金登録番号を利用している違法業者
http://www.mof-kinki.go.jp/kinyu_02/kinyu_03/kasikin/home.htm
★金融庁 ヤミ金融業者等による不正な預金口座の利用をなくすために
http://www.fsa.go.jp/news/newsj/15/ginkou/f-20030912-4.html
同庁 事務処理手続
(0−7−3 預金口座を利用した架空請求等預金口座の不正利用に関する情報を受けた場合の対応)
http://www.fsa.go.jp/guide/guidej/yokin/y002.html
・警察
警視庁:「利用した覚えのない料金請求に注意」
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/kougaku/kougaku.htm
福島県警察「身に覚えのないアダルトコンテンツ利用料の請求メールが送信された」
http://www.police.pref.fukushima.jp/onegai/jyouhou/hightech/trouble09.html
宮城県ハイテク「メール受信者の、知らないうちに利用したかもしれない、家族の誰かが利用したかもしれないといった「勘違い」や「関わりたくない」という気持ちにつけ込んだもの」
http://www.police.pref.miyagi.jp/seian/haiteku/soudan/saiken.html
茨城県ハイテク犯罪対策室「根拠不明で相手と連絡も取れない様な請求に対しては、断固として支払いを拒否」
http://www.pref.ibaraki.jp/kenkei/hightec/hitech_rr.htm
モバイル愛知県警ハイテク犯罪対策「身に覚えの無い、根拠のはっきりしない請求に対し支払いをする必要はありません」
http://www.pref.aichi.jp/police/i-mode/high-tech/kakuuseikyu.html
滋賀県警「利用した覚えのない有料アダルトサイト等の利用料金等を請求する事案が急増しています!」
http://www.pref.shiga.jp/police/main/onegai/hi_tec13.html
和歌山県警 架空請求事案の被害に遭わないために(ヤミ金融・アダルト情報関係)
http://www.police.wakayama.wakayama.jp/notice/kakuu/kakuu.html
富山県警察 井波警察署 生活安全課 「身に覚えのない有料電話情報料を請求する督促状が届いたという事例」
http://www.pref.toyama.jp/kenkei/inamikeisatsu/dennwahigai.html
徳島県警 架空請求に注意してください
http://www.police.tokushima.tokushima.jp/04osirase/kakuuseikyu.html
山口県警 債権回収業者からのメールについて
http://www.police.pref.yamaguchi.jp/0210/hitec/hitec7.htm
・その他
北海道環境生活部生活振興課「電話情報サービスに関連する架空の請求を行う事業者に関する情報提供」
http://www.pref.hokkaido.jp/kseikatu/ks-bssbk/syouhi/kaku.htm
仙台市 架空請求に関する消費者トラブルが激増しています。
http://www.city.sendai.jp/shimin/syouhi-c/kakuu/
荒川区産業ホームページ「出会い系サイト料金の架空請求」
http://sangyo.city.arakawa.tokyo.jp/consumer/consultation/demand/
茨城県 有料サイト利用料等の「架空請求」にご注意!!
http://www.pref.ibaraki.jp/topics/sonota/030827_01.htm
千葉県環境生活部県民生活課「電話情報サービスに係る架空請求について」
http://www.pref.chiba.jp/syozoku/b_kenmin/customer/2003/tuukoku.html
神奈川県県民部消費生活課(8/13)「利用した覚えのない架空請求にご注意を!!」
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/syohi/oshirase/kaku.htm
茅ヶ崎市 情報料の架空請求・不当請求が増えています
http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/newsection/kouhou/seikatu/kakuuseikyuu.html
富山県消費者センター 架空請求にだまされないで!
http://www.pref.toyama.jp/branches/1731/kinkyu-kakuu.htm
滋賀県ホームページ「未払い債権回収を装う架空請求の相談が増加」
http://www.pref.shiga.jp/c/kensei/kaku-seikyu/
滋賀県野洲町消費生活相談「急増する悪質な架空請求に気をつけて!」
http://www.hohoemi-yasu.jp/doc/kankyoukeizaibu/shouhiseikatu/2003061902.html
田辺市 架空請求はがきに注意
http://www.city.tanabe.wakayama.jp/shimin/seikatu/kakuu.htm
三重県民生活センター「身に覚えのない架空請求」
http://www.pref.mie.jp/shouhi/hp/QAminiob.htm
熊本県消費生活センター「覚えのない業者からの借金返済請求」と「利用した覚えのない電話有料情報料請求」
http://www.pref.kumamoto.jp/asp/mag_news.asp?i_news_no=4379
【マスコミ報道】
(朝日新聞)<<最終通告>>メールにご用心 債権回収を装った悪質な詐欺がネット上で横行
http://www3.asahi.com/opendoors/apcnews/news/news20030410_k01.html
(毎日新聞)利用してないのに料金請求
悪質メールに国が注意呼びかけ
http://www.mainichi.co.jp/digital/coverstory/archive/200304/04/1.html
(毎日)「利用してないアダルトHPの情報料請求、相談急増 香川」
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/today/3.html
(読売新聞)情報料架空請求メール被害急増、総務省が注意呼び掛け
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20030402i413.htm
(InternetWatch)
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/1126/spam.htm
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0430/spam.htm
(ZAKZAK)男心を手玉に…「新手のネット詐欺」
http://www.zakzak.co.jp/we/jikenbo/kiji065.html
(南日本新聞)
http://www.minaminippon.co.jp/2000picup/2002/12/picup_20021203_5.htm
(サンスポ)架空請求に口座閉鎖で対抗…滋賀県が被害拡大防止策
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200306/sha2003060801.html
(岐阜新聞)架空請求に口座閉鎖で対抗 滋賀県が被害拡大防止策
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=GIF&PG=STORY&NGID=home&NWID=2003060701000007
(新潟民報)架空請求の相談が12倍に
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2003060716030
(岐阜新聞)架空請求の相談が12倍に 国民生活センターが発表
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=GIF&PG=STORY&NGID=home&NWID=2003060601000419
(京都新聞News) 架空請求、ご用心
亀岡、チラシで呼びかけ
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2003sep/17/W20030917MWH1K400000067.html
【コラム】
@IT「止まらぬ架空請求メール―メディアリテラシーをどう啓蒙するか」
http://www.atmarkit.co.jp/fbiz/column/fl/reg123/01.html
読売オンライン 「架空請求」で日本人はなぜ騙される
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/yw/yw03092101.htm
AllAboutJapan
インターネット利用による不当・架空請求事件が多発
架空請求は“シカト”せよ!
http://allabout.co.jp/family/bohan/closeup/CU20030828A/index.htm
AllAboutJapan 不当・架空請求に勝つべし!
http://allabout.co.jp/family/bohan/closeup/CU20021016A/index.ht
AllAboutJapan ワンギリメールはチェーンレター
http://allabout.co.jp/computer/telecomfees/closeup/CU20011201C/index.htm?FM=cukj&GS=bohan
【具体的な解決事例】
弁護士を通じた解決「アダルトサイトからの不当請求」
http://ww51.et.tiki.ne.jp/~phoenix1/adult.htm
【プロバイダ、ネット業者など】
・JAIPA インターネットプロバイダー協会「架空の情報料請求のトラブルにご注意ください。」
http://www.jaipa.or.jp/info/2002/info_030331.html
・BIGLOBE「架空の情報料請求トラブルにご注意ください」
http://support.biglobe.ne.jp/news/news095.html
・ClubBBQ
http://www.clubbbq.com/notice/fraud.html
・freeserve
http://www.freeserve.ne.jp/topics/topics21.html
・ベッコアメ
http://www.bekkoame.jp/support/kakuu.html
・CISNet
http://www.cisnet.or.jp/information/trouble.html
・株式会社 エヌ・シィ・ティ
http://www.nct9.co.jp/notice20030526.html
・@nifty
http://www.nifty.com/support/information/claim_trouble.htm
【真っ当な債権回収業者】
アミック債権回収サービス株式会社
http://www.amic-services.co.jp/information.htm
東京債権回収株式会社
http://www.tokyoservicer.com/
★東京都貸し金業協会 身に覚えのない債権請求にご注意を!!
http://www.tokinkyo.or.jp/html/topics/index.html#12
# 情報提供を呼びかけています。(TEL FAX にて)
# フォームは http://www.tokinkyo.or.jp/html/shouhisha/f-mail2.html
【トラブル相談サイトのログなど】
・悪徳商法マニアックス・関連過去ログ
http://www.makani.to/akutoku/bbs/qa/pslg75368.html
http://www.makani.to/akutoku/bbs/qa/pslg50804.html
http://www.makani.to/akutoku/bbs/qa/pslg43401.html
http://www.makani.to/akutoku/bbs/qa/pslg43243.html
http://www.makani.to/akutoku/bbs/qa/pslg50426.html
以前からそれなりに存在していたことが分かります。
・ヤフー掲示板
http://search.mb.yahoo.co.jp/search?p=%BA%C4%B8%A2+%B2%F3%BC%FD+%C0%C1%B5%E1&M=&sid=
【spamではないかもしれないが極めて類似の事例】
・電報による同事例
(産経)電報使って架空債権を取り立て 新潟で被害相次ぐ
http://www.sankei.co.jp/news/030403/0403sha081.htm
(新潟)電報を使って架空債権催促
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2003040314900
(共同News)電報使い架空債権取り立て 新潟で被害相次ぐ
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20030403/20030403a4230.html
(消費者センターによる警告)
http://info.pref.fukui.jp/seikatu/shohic/denpou.html
(NTTでは受取拒否が可能とのこと)
http://www.ntt-east.co.jp/release/0305/030521.html
http://www.ntt-west.co.jp/news/0305/030521.html
・葉書などによる同事例
(朝日新聞)工業高卒男性ばかりに偽請求書 群馬で苦情673件
http://www.asahi.com/national/update/0617/044.html
上毛新聞 6/18 記事「架空請求に数人が振り込み」
http://www.raijin.com/news/wed/news08.htm
・郵送による同手法の逮捕事例
「サイト料未払い」と偽の請求書 600人が被害
(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2003apr/28/W2
0030428MWB1K000000085.html
(産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/news/030428/0428sha119.htm
・ヤミ金融問題 Yahoo!Newsの関係カテゴリ
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/illegal_loan/
身に覚えがないというのは
という場合です。
これらの場合、前述のように不特定多数に配っているだけですので、
「間違っても請求に応じてはいけない」
のは分かるでしょう。
3A−1 基本は無視と守秘です!
[無視] 相手からの要求に対して、返答をしては決していけません。電話でかかってきた場合でも最低限のやりとりで切るか、非通知の怪しい電話は取らないのも手でしょう。
[守秘] 守秘というのはあなたに関する情報を請求者にとにかく与えないことです。それを徹底させるのが上記の「無視」なわけですが、電話などがかかってきた場合には最低限のやりとりをせねばなりませんから、その際には常に「守秘」を頭に入れておきましょう。
メールに関しては私・高崎ですら受け取っていますし、とにかく不特定多数にばらまいていますので(まさしくスパムメールなのです)、無視すればその後は何も起こらないのがほとんどです。電子メールである限り、ひたすら無視しましょう。
あまり行われないアドバイスですが、パソコンの電子メールの場合にはなるべく保存しておきましょう。仮に、あくまで仮に、あなたに払わなければならない料金があったとしても、あなたへ届いたメールをあなたが捨てることで、有耶無耶にすることは出来ません。それよりも万が一、その後に相手からの要求などが続いた場合、それらを比較して、より一層、相手の業者の悪質さを解明することが出来ます。
電話での場合には相手と話さないわけにはいきません。そのため、一層「守秘」を徹底するよう、心がけて下さい。あなたの名前、住所、年齢など、とにかくそういう情報は一切与えてはいけません。
もしそのような電話が来るようになったら、怪しい電話は取らない、受話器を取った時に「はい、もしもし?」だけで自分の名前を名乗らない、などの措置も必要です。相手の口車に乗り、余計なことを伝えないようにしましょう。
(「かまをかける」って言葉を知ってます?)
相手があなたの名前や住所、電話番号を確認してきても、請求される覚えがない限り、否定しましょう。現在の世の中は民間での個人情報売買が禁止されていませんので、詐欺者がそれらを手に入れ、詐欺に利用しようとすること、すなわち見も知らぬ人物があなたの個人情報を把握していることは何ら不思議ではありません。請求される覚えがない限り、問われることはとにかく否定することです。
もしあまりに電話が頻繁でしついこいならば電話会社による各種迷惑電話サービスを利用するのも良いでしょう。
固定電話の場合→迷惑電話おことわりサービス
http://www.tokyo116.com/network/020022.html
携帯電話の場合(例としてNTTドコモの場合)→迷惑電話ストップサービス
http://www.nttdocomo.co.jp/mc-user/keitai/meiwaku.html
これらが届くと言うことは、おそらく住所が(さらには名前も?)知られた上で送られているのだと思います。請求される覚えがなければとにかく無視です。
葉書や封書の場合には、払えといっているサービス内容についてどれくらい細かく書いているか(利用日時、あなたの名前、住所、電話番号、プロバイダーなどなど)を確認し、それらが少しでも曖昧ならばとにかく無視です。
3A−2 あなたに出来ることは?
この節では「こんな不当なことが行われているなんて許せない、何とか通報先はないの?」と思われる方へのアドバイスです。
メールの発信者アドレスや名乗っている業者名は架空のことが大部分です。しかも、かなり適当な名前を名乗るので、実際に存在する業者が存在する場合、ひどく迷惑を受けています。文中の業者名、URLなどの表記を信頼し、そこへ苦情を送るようなことをしてはいけません。
この件については多くの警察署でホームページが作られているように、すでにのこの手の犯罪が蔓延しているのを警察はよく知っています。電子メールで届いた場合、警視庁や各都道府県警に転送により単に情報提供することは、もはや避けた方が良いでしょう。
あなたが警察に馴染みがあり、気楽に相談できる知り合いがいたり、そういう警察が近くにあるならば、この件について足を運んで相談したり、問題指摘をしたり、あるいは警察での対応などを聞いてみるのも良いかもしれません。特に警察では、ネット犯罪に関する知識もスキルも、そして問題意識も残念ながら高いとは言えず、どのような犯罪が起こっているかも認識していない場合が多いようですので、これを一つの機会にして身近な警察に相談して見るのも良いと思います。
当サイトは本来、一方的な宣伝・広告であるスパムメールに関するサイトであり、その方針として「スパム発信者が発信に利用したネット業者に対処を依頼しましょう」という主張をしています。このページで述べている不当な請求メールは、「宣伝・広告」とは違うのですけれども、他のスパムメールと同様に、送信に利用されたネット業者にや情報提供・対処依頼・苦情をなさることを勧めます。
スパムメールとしての対応は
「spamの被害に遭い始めたら(概要) 送られてきたスパムに対して何が出来るのか」
http://www2g.biglobe.ne.jp/~stakasa/spam/shouhai-spam0.html
をお読み下さい。
唯一の犯人手がかり、あるいは犯罪防止をする手段として銀行に口座を止めて貰うというアクションを試みる方も多いようです。
以前にはこの対応法に関して銀行の対応等が不明な部分が多かったので明言していませんでしたが、2004年2月現在、架空請求・闇金融の社会問題化のあまりに大きい広がりで、銀行でも一般に対応するようになりました。同じ銀行に受け取った葉書や封書のコピー、あるいは電子メールのプリントアウトしたものを出して情報提供に協力しましょう。
不特定多数への一方的なメールの害(いわゆるスパム問題)の大きさを訴える当サイトでは、本来「覚えのある人」あるいは「すでにトラブルに巻き込まれている人」向けの内容は対象外なのですが、今回の場合には相談者・訪問者が多いこともあり、アドバイスを書いておきます。この章は
という方々向けの内容です。
3B−1 まず知っておくべき基礎知識
まず基本知識として以下のことを頭に叩き込んで下さい。
3B−2 今すぐに、あなたがすべきこと
まずは冷静に紙と鉛筆を用意し、以下のことをまとめましょう。
3B−2−1 利用したサービスに関してあなた自身が覚えていることをまとめる
問題となっているサービスを利用したことに関して、あなたが覚えている限りのことを「正確に」書きだして下さい(利用した覚えがないのなら書くことはないでしょうが....)。ここで言う「正確に」というのは「詳細に」ということではなく「あなた自身が覚えていることを」という意味です。
注意すべきことは、その後に請求会社から言われた「あなたはいついつ利用した」「あなたは○○というサービスを利用した」などの言葉によって「思い出した」ことは書いてはいけません。あなたが「はっきりと自分自身で」覚えていることを書き出して下さい。
請求会社から連絡があったときに、やりとりした内容を、出来る限り思い出して書いて下さい。この時に大事なことは「こちら側から伝えてしまったこと」「相手側が言ってきたこと」を明確に分けることです。
[こちら側から伝えてしまったこと]
[相手側から言ってきたこと]
以上をまとめたら、次の相手からの連絡に備え、また必要と思えば警察や消費者センターに相談しましょう。
3B−3 相手とやりとりする場合の注意点
まず極力、こちらから連絡をするのを避け、ひたすら相手からの連絡を待つべきです。もし相手が詐欺の場合、あなたから連絡をすること自体で詐欺者は得をしていることになります。
仮にやりとりになった場合の基本は(電話にせよ、メールにせよ)
「こちらからはこれ以上、自分の情報を何も伝えない」
「相手から出来るだけのことを引き出す」
「文書で正式に請求をするように促す」
の3つがポイントです。
(「かまをかける」って言葉を知ってます?かまをかけられても無視しなくてはいけません)
その際には、このような詐欺がとても「はやっている」ことを利用しましょう。すなわち、相手がこちらを押してくるような雰囲気になったら、そのときには
「現在、料金請求の詐欺がはやっているのは業界の方なら当然ご存じですよね?当方としても警察や消費者センター、弁護士に相談していますので、そのような態度を取られると、そちらを業者として信用できないのですが...」
と言ってみましょう。
[こちらからはこれ以上、自分の情報を何も伝えない]
[一方で、相手から出来るだけのことを引き出す]
[文書で正式に請求をするように促す]
以上のような態度でやりとりした場合、相手が怪しげなところならばすごんでくる、すなわち脅しをかけるような言い方をしてくる可能性があります。そうであればあるほど、相手は怪しい業者であり、すなわち拒絶して構わない、と考えましょう。
もし相手が脅迫めいた言い方をするようなことが多いのならば、出来る限り会話を保存しましょう。留守番電話の機能に録音があるものもありますし、これを機会に「ボイスレコーダー」を手に入れるのも良いでしょう。
また、ほとんど発生する可能性はありませんが、万が一、家などにおしかけてくるようなことがあったらば警察に通報しましょう。
上のような態度で対応した際に、「実際に家にしっかりとした請求書が送られてきた」「本当にあいてはこちらが利用したサービス会社のようだ」「しかし金額が妥当なものとは思えない」「しっかりとした会社とは思えず、今後も不当な請求が来るのではないか」という場合には、消費者センターや弁護士などへ相談するのが適切でありましょう。
3B−4 ネット上での情報収集や関係各所への相談の方法
まず、本当に訪問してきたりする場合には速やかに警察に連絡しましょう。また、相手の言い方が脅迫めいていたりする場合には以下の窓口などに相談する手もあるでしょう。
警察庁生活安全局生活環境課生活経済対策室
http://www.npa.go.jp/safetylife/kankyo3/akusyou.htm
都道府県警察本部のハイテク犯罪相談窓口等一覧
http://www.npa.go.jp/hightech/soudan/hitech-sodan.htm
また、そこまでではない場合に、無難に相談する場所としては
が挙げられます。
ネット上にはいくつかのサイトでボランティアによる各種トラブル相談受付が行われています。しかしこの問題の相談では適切なネット上での相談場所は少なくなりつつあります。というのも、この料金請求詐欺は「覚えのない人」にまで配られている状況(まさしくスパムメール)ですので、それらの相談窓口はこの手の相談で溢れ返り、問答無用で拒絶(相談内容削除)するところが多くなっているからです。
しかしながら、ネット上の文章とは一般に残されるのが普通であり、それが利点でもあります。すなわち、あなたと似たような相談の過去ログが膨大に存在すると言うことであり、あなたが丹念に探せば御自分と類似の相談内容と、その回答内容をほぼ間違いなく見つけることが出来ます。当サイトの掲示板ですら、これだけのスレッドができているのです。
なお、込み入った話ではネット上では不適切です。それぞれのツールにはそれぞれの適切な利用法があり、あなたが過去の膨大なログを利用する能力がないならば、ネットと言うツールを使うことはむしろ不効率となります。上記の消費生活センターに行くことを是非検討して下さい。
この際に重要なことなのですが、相談なさる方々の多くは、自分に請求が来たものと同じ業者、担当者名、電話番号、内容の相談が、同じく投稿されていないか、あるいはどこかで情報として公開されていないか、ネット上で確認しようとし、同じものを見つけることで安心を得ようとする傾向があるようです。
しかし厳しいことを言わせて頂きますとその方法は間違っています。
上のような方法で「払わなくて良い」ことを確認していたら、被害者が「全く同じ業者名あるいは担当者名あるいは口座あるいは電話番号あるいは内容」の情報が見つけられなかった場合、どんなに不当であっても、お金を支払う、払わなければならないことになってしまいます。
あるいは、企業の立場から言えば、正当な顧客への要求であっても掲示板などでやり玉に挙がっている限り、利用者に請求が出来ないこと、利用者から支払いを断られることになってしまいます。極端なたとえ話として、インターネットで急成長し最大手となったY社のインターネットサービスは、成長にサービスが追いつかず、運悪くうまく繋がらなかったユーザによってあちこちで不満の声が挙げられているようですが、それを見てその会社のサービスを利用しているユーザが「よしよし、そんな会社には料金を支払わなくて良いんだな」などという「納得」することが認められるでしょうか?。そんな不条理な話はあり得ません。
あなたの取るべき対応は「3B−2以降」で述べてあります。
各所へ相談する際には上でまとめた書類、相手から送られてきた書類などを持参し、きちんと内容を説明しましょう。相談を受ける側は超能力者ではありませんし、全ての事例を把握しているわけではありません。あなたの少しだけの情報から「払わなくて良い」「払いなさい」などという断定は出来ないのです。
あなたが提供する情報が少なく、また不確かなほど、相談された側のアドバイスはおざなりとなり、抽象的なものとなります。そしてそれはあなたが不安を解消するのにあまり役立たないものとなるでしょう。
3B−5 出会い系やアダルトサイトのサービスを利用する人々へのアドバイス
上記のようなサービスを使う人は以下のようなことを心がけて下さい。
1.各種サービスを使う場合、利用日時、サービス名、運営会社、責任者、サイトのURLなどをきちんと自分で詳細に記録、メモしておくこと。
もし請求があった場合、こちらが何も言わなくても相手からの請求がそれにぴったり合致するか確認すること。
2.「料金が発生しないように気を付けて使う」ということはトラブル防止にはなりません。必ずしも有料が問題なのではないのです。
提供するサービス会社とそのサービス内容がどれだけ真っ当であるかが大事なのです。悪徳な会社であれば、無料ポイント分しか使っていないつもりでもなんやかんや言って金を取ろうとして、現在多くの人に行っているように料金請求の通知を送ることでありましょう。その場合、実際に使った会員なのですから、普通の架空請求よりも具体的・詳細で、いかにも払わなければいけない請求内容になっているでしょう。このことを考えれば分かるように「信頼できる業者を使う」それが大事なのです。
3.ネット上は情報の宝庫です。自分に送られてきた請求が他人に送られていないか、そんな途方もないことを調べるくらいならば、利用する前に、評判の良い、安心して利用できるサービスをネット上で探しましょう。
それですら出来ず、適当に、いいかげんに、ネット上のサービスを使って、支払請求が来るたびに自分が使ったものではないかとオロオロする、そういう方々はそれらのサービスを使うべきではありません。
3B−5−2 美味しいサービスにはそれなりの罠がいっぱいです
被害の起こっている事例では必ずしもポルノサイト・出会い系使用が名目とは限りませんが、しかしそのパターンがかなり多いようです。出会い系にせよ、ポルノ系にせよ、きちんとしたサイトならば問題はありません。ただしネット上には半ば詐欺を目的とした怪しいサイトもいっぱいあると思われます。
「アダルトサイト・出会い系サイトを使うな」という発言をする気はさらさらありませんし、個人的見解としてはそれらを全面否定するつもりもありません。しかしながら「非常に危険が一杯」「怪しげな所が多い」のは確かなようです。
たとえば出会い系に関しては
「出会い系サイトの危険」
http://kodansha.cplaza.ne.jp/broadcast/special/2003_01_22/content.html
のような記事もありますし、少なくとも一方的な送り付けメール(スパム)で宣伝するようなところは信用できません!!
→当サイト作成「デタラメばかりのスパムメール2 碌でもないspam宣伝商品・サービス」
アダルトサイト絡みに関しては
「スキル相応のエロを目指しましょう」(スキル相応のエロ推奨委員会)
ということは言いたいです。上記の頁はアダルトサイトを利用する際に発生しがちなパソコントラブルに関する対応を指南したページですが、暗に以下のようなことを主張しているように思います。
パソコン・ネットスキル相応のエロ行動、スケベ行動をしましょう |
パソコンやインターネットの知識があまり無いにもかかわらず、アダルトサイトのようなところへ行くのは危険です。ポルノを見たいなら以下のどちらが自分に適切かよく考えて、そこで起こる危険を承知の上で行動しましょう。
・もしアダルトサイトに行くならば、その前に、そこへ行って起こりがちなパソコントラブルやその他のトラブルを自力で解決する程度にパソコン、インターネットスキルを身につけましょう ・パソコンやインターネットに詳しくなければ、従来の成人向け雑誌、メディア(ビデオ、CD-ROM、DVD)を利用しましょう |
相談を受けていると、どうも未成年の人の相談が多いように感じます。前述のように、親の同意のない、未成年による契約は無効になりやすい、具体的に言えば親権者は子供が勝手に行った契約を破棄する権利を持ちます。けれどもそれは正式な無効手続きを踏んだ場合です。
そもそも今回のトラブルを引き起こしたのは、支払いの責任能力、契約の責任能力もないあなたが、勝手にサービスを利用したからです。それはあなたが悪いのですが、未成年である以上、親の責任でもあります。あなたが子供として果たすべき役割は、保護者(一般には親)に親権者としての行為を行って貰うことです。
あなたとしてはどんなに隠したくても、それは隠すべきことではありません。隠せば隠すほど事態は悪化し、今以上の迷惑を家族にかける可能性があります。とりわけ、払って済まそうとするのはもってのほか、あなたと家族はそれこそ家が傾くほどにお金をむしり取られるかもしれませんよ。あなたは正直に親に言うべきです。
ただし、親に話したことで、すぐに親がお金を請求者に払おうとしたら、それはそれで断固として止めなければなりません。今回のトラブルに巻き込まれてオタオタする子供なくらいですから、親がしっかりしているとは限りません。親に話すのは、親権を行使し、契約を無効にしてもらこと、あるいは相手の請求が正当な請求かを判断し、対処してもらことにあります。あなたが親に話したことで、親が弱気になってお金を払ってしまったのでは元も子もありません。
前述のように、親権者は子供が勝手に行った契約を破棄する権利を持つのです。そのため、もしあなたが未成年ならば、このページで書いてあるような不当な請求、不当と思われる請求は絶対に払わず、きちんと親に相談し、親とともに請求をきっぱり断ることです。あるいは親と共に一緒に警察や消費生活センターへ相談に行くことです。
払ってしまっても、断固とした対処を取れば、ある程度取り戻した例もあります。(「弁護士を通じた解決 アダルトサイトからの不当請求」→こちらでは息子さんの不始末を親の方が立派に片づけています)
あなたが未成年者ならば、あなたの好む好まないにかかわらず、あなたは親の監督下にあります。「親は嫌いだから」「親は理解してくれないし」「親に恥ずかしい」「親に申し訳ない」、そういうことを言って自分だけで処置しようとする権利は二十歳未満のあなたにはありません。そんな権利も無いのに軽々しくサービスを受けたから今回のトラブルを招いたのです。どんな親であっても諦めて報告し、相談所へ親と一緒に行くことです。
このような詐欺が行われる背景には、この手法でばらまいた場合に、実際に騙される、すなわち払ってしまう人々がいることがあります。この事件を読む方の中には「そんなのに騙される人物がいるのかいな」と思う方もいらっしゃると思いますが、意外にも世の中には「素直な方」が多いのです。
以下のような条件を一部でも持つ場合は、おそらくこの手のメールを受け取っても「怪しい」と判断ができるでしょう。
ところが上のような条件を持っていない場合、理由はどうであれ、とにかく払ってしまう事例がしばしばあるようなのです。
確かに男性諸氏で、インターネットを始めて以降に無料の男性向けポルノサイトを覗いた人は少なからずいらっしゃるでしょう。そしてインターネットの仕組みをよく分かっていない場合、上のような請求を受け取ると
「いつの間にか有料サイトに繋げてしまったかな?」
と考えてしまう人が一定以上存在し、かつその中には「面倒なことになるくらいならば...」ということでさっさと払ってしまう場合もあると思われます。
また、中高生など、社会的知識が少ない場合に騙される、騙されそうになる、という場合もあるようです。更には特殊な事例として、葉書による同手法詐欺では
「てっきり家族が使ったと思いこみ、手早く解決してしまおうと考えて、払ってしまう場合」
もあったそうです。たとえば上記のような請求が来たことを祖父母が見て、てっきり孫がそういうサービスを利用したと思ってしまい、「孫が親に叱られないうちに....」と孫可愛さで勝手に無断で払ってしまうという、微笑ましいような、笑えないような、そんな話も読みました。
言うまでもないことですが、「なんだ、こんな簡単に騙せるんだ」と知って「自分もやってみよう」と気軽な気持ちでこういうことをやっても、実際にこれでお金を手に入れた途端、警察に追われる身となります。こういうのを「模倣犯」と言いますが、こういう犯罪は最初に行った者よりも、むしろ模倣犯の方が捕まりやすい、と感じます。
悪戯心で人生を台なしにしないようにしましょう。
2003/05/22、実際にスパムメールで行っていたグループの一つが逮捕されました!(掲示板情報)
2003/06/12、次の犯人が逮捕!(掲示板情報)
私はこのサイト運営の関係上、スパムメールで犯罪を行う例を見てきていますがいずれも犯人(あるいは複数犯人のうち誰か)が逮捕され、その結果としてこのようなspamもばらまかれなくなる、というのを「呆れるほど」繰り返しています。
http://www2g.biglobe.ne.jp/~stakasa/spam/lianjie-qingbao.html#funzui
悪戯心と軽い気持ちでやって済む話ではありませんので、くれぐれも手を出さないように。
万が一、それを行ってしまい、このページを見た方は早めに自首しましょう。大体、捕まるまでには数ヶ月から半年近くがかかるようですので、「うまくいった」と思っても警察の手が伸びていることを知るのは随分後になります。世の中、そんなに甘くありません。甘く見たツケは必ず返ってきます。
【類似の件の逮捕事例】
AllAboutJAPAN「ついに逮捕、不当請求犯人!」
http://allabout.co.jp/family/bohan/closeup/CU20020716/
(毎日新聞)出会い系サイトの架空料金請求で東京の男を逮捕
http://www.mainichi.co.jp/digital/netfile/archive/200205/13-3.html
ネットトラブルや、不法請求に対する無効主張を手助けする行政書士事務所様です。当サイトは通常、「ネットトラブル」というレベルの問題に関するアドバイスは不案内ですので、当頁の内容についての適切さや補足すべき点について御指導を頂きました。
(ただし、あくまでこの「不当な料金請求スパムメール特別対策調査室」ページの制作者は私・高崎ですので問題点があれば私・高崎まで御連絡下さい)
なお、最初にも述べましたが、この「不当な請求」の問題に関するアドバイスはあなたが今見ているここの本ページを全て2回以上、熟読した上で、それでも分からない場合に、各所で相談して下さい。
●「迷惑メール撲滅」の桑木野氏 (ボランティアです)
当サイトの運営において各種多大な御助力頂いています。当ページの債権回収詐欺・架空請求の件に関しても専用の掲示板を設けておられます。またこの件でのアンケートを実施しています。
ここには挙げませんが、当サイト(迷惑メールspam撲滅指摘調査会)は当サイト掲示板常連者の方々を中心とする、多くの方々の御協力、御助力により作られています。改めて深くお礼申し上げます。